希少
日本の国鳥の理由の一つは「肉がおいしい」から!
岩見沢には「雉(きじ)」がいる!
北海道岩見沢市の雉(きじ)の始まりは昭和初期にのぼります。農業害獣の駆除を目的に高麗雉(コウライキジ)が放たれたことによるもので、当時はそのまま野生化した雉がよく見られ、「雉ヶ森」や「雉橋」というキジに由来する地名が今も残されています。
平成前期に、販路の伸び悩みや飼育施設の整備も厳しくなり生産が途絶えかけました。そんな中、市より生産引継ぎの打診があり、ここいろが事業を継承することに。
現在、岩見沢の特産品継承と通所者の自立策として繁殖と飼育・販売に励んでいます。年間5,000羽以上を生産し、道内に限らず道外にもキジ肉を販売、メディアで取り上げられる岩見沢の特産品となりました。岩見沢の静かな山間で大切に育てられた雉の上品な脂の甘みと、心地よい歯ごたえをご堪能ください。
利用者のみんなと共に育てる雉(きじ)は「大切な食材」
ここいろの利用者さん30~70代の10人で5千羽以上の雉(きじ)を生産しています。仕事は給餌(きゅうじ)・給水・雉舎の清掃・卵の採集・移動と多岐に渡ります。成長を楽しみにしている利用者さんも多く、大変熱心に取り組んでくれています。
餌の飼料米やぬかは岩見沢産を独自にブレンド、地産にこだわった地域ブランドを目指しています。きじ肉は「大切な食材」という想いを込めて「宝きじ」として命名し商標登録を行いました。