薄切りりんごが幾重にも重なる!アーモンド香る、しっとりフランス風ケーキ
サンふじりんごとアーモンドのガトー・インビジブル
サンふじりんごのガトー・インビジブル:アーモンド香るしっとりケーキ
薄くスライスしたサンふじりんごをたっぷり重ね、少量の生地と一緒に焼き上げる「ガトー・インビジブル」。切り分けると、りんごの果肉が幾重にも重なった美しい断面が現れる、フランス風の焼き菓子です。
サンふじりんごの甘酸っぱさと、バターや卵のやさしいコクが調和し、しっとりとした食感に仕上がります。表面に散らしたスライスアーモンドの香ばしさもアクセント。見た目は華やかですが、材料を混ぜて焼くだけなので、家庭でも比較的手軽に作れます。
サンふじりんごとアーモンドのガトー・インビジブルの材料直径18cmの丸型1台分(約6~8切れ)※深さ5cm以上の丸型がおすすめ。
| サンふじりんご | 3個(正味約600g) |
|---|---|
| 卵 | 2個 |
| グラニュー糖 | 60g |
| 薄力粉 | 80g |
| 牛乳 | 100ml |
| 無塩バター | 30g |
| レモン汁 | 大さじ1 |
| バニラエッセンス | 少々 |
| スライスアーモンド | 30g |
| 粉砂糖 | お好みで |
余市産 ふじりんご 5kg
サンふじりんごとアーモンドのガトー・インビジブルの作り方約80~90分(冷ます時間を除く)
| 1 | オーブンを170℃に予熱します。型の内側にバター(分量外)を薄く塗り、底と側面にオーブンシートを敷きます。無塩バター30gは電子レンジなどで溶かし、少し冷ましておきます。 | |
|---|---|---|
| 2 | サンふじりんごは皮をむいて4等分し、芯を取り除きます。スライサーや包丁で2mm程度の薄切りにし、レモン汁を絡めます。 りんごは薄さをそろえることで、焼き上がりの層が美しくなり、口当たりもよくなります。 | |
| 3 | ボウルに卵とグラニュー糖を入れ、泡立て器でよく混ぜます。薄力粉をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。 牛乳を少しずつ加えてなめらかにし、溶かしバターとバニラエッセンスを加えて混ぜます。 | |
| 4 | 薄切りにしたりんごを生地に加え、ゴムベラで底からすくい上げるようにやさしく混ぜ合わせます。りんごの一枚一枚に生地が薄く絡むようにするのがポイントです。 りんごの量に対して生地が少なく感じられますが、ガトー・インビジブルならではの配合です。りんごが折れたり崩れたりしないよう、少しずつ混ぜましょう。 | |
| 5 | 型にりんごを少しずつ入れ、薄切りの面ができるだけ水平になるように重ねます。りんごの間に大きな隙間ができないよう、軽く押さえながら重ねていきます。 残った生地も流し入れ、型を台に軽く数回落として隙間を減らします。表面を平らにならし、スライスアーモンドを全体に散らします。 | |
| 6 | 170℃に予熱したオーブンで55~65分ほど焼きます。 表面にこんがりと焼き色がつき、中心に竹串を刺して液状の生地がついてこなければ焼き上がりの目安です。 りんごの果汁が竹串につくこともあるため、生地の部分が生焼けになっていないか確認してください。 途中でアーモンドや表面に強い焼き色がつく場合は、アルミホイルをふんわりとかぶせてください。 | |
| 7 | 焼き上がったら型に入れたまま粗熱を取り、冷蔵庫で3時間以上、できれば一晩冷やします。 十分に冷えて生地が落ち着いたら型から取り出し、よく切れる包丁で食べやすい大きさに切り分けます。 お好みで粉砂糖を振って完成です。 ※焼き上がり直後はやわらかく崩れやすいため、しっかり冷ましてから切ると、りんごの層がきれいに見えます。 |
※底が抜けない丸型がおすすめです。底取れ型を使用する場合は、生地が漏れないように内側にオーブンシートを敷き、必要に応じて型の外側もアルミホイルで覆ってください。
おいしく作る3つのポイント
1. りんごは薄く、できるだけ均一に切る
ガトー・インビジブルの美しい断面を作るためには、りんごの薄さが重要です。2mm程度にそろえて切ることで、焼いたときに果肉がやわらかくなり、層がきれいに重なります。スライサーを使うと厚さをそろえやすく、作業もスムーズです。サンふじりんごの果肉の食感を生かしながら、しっとりとした口当たりに仕上げましょう。
2. りんごを丁寧に重ねて美しい層を作る
薄切りのりんごを型に入れるときは、できるだけ同じ方向に重ねるのがポイントです。りんごの薄切りを同じ向きに重ねることで、切り分けたときに層がそろい、美しい断面に仕上がります。生地が全体に行き渡るようにしながら重ね、隙間を減らすことで、焼き上がりの形も安定します。
3. しっかり冷やしてから切り分ける
焼きたてはりんごと生地がやわらかいため、すぐに切ると崩れやすくなります。粗熱を取ってから冷蔵庫で十分に冷やすと、生地が落ち着いて切り分けやすくなります。冷やした状態では、りんごの層が美しく見え、しっとりとした食感を楽しめます。
ガトー・インビジブルとは?フランス風りんごケーキの特徴
「ガトー・インビジブル(Gâteau invisible)」は、フランス語で「見えないケーキ」という意味です。
薄くスライスしたりんごなどの果物や野菜を、少量の生地と重ねて焼き上げるお菓子です。一般的なスポンジケーキとは異なり、果実そのものの味わいや食感を楽しめるのが特徴です。
「インビジブル(見えない)」という名前は、焼き上がると薄い生地が果実の層になじみ、目立たなくなることに由来するといわれています。
今回のレシピでは、甘みと酸味のバランスがよいサンふじりんごを使用。薄切りにしたりんごをたっぷり重ねることで、果実の自然な甘酸っぱさを生かしたケーキに仕上げます。
表面にはスライスアーモンドを散らし、香ばしさをプラス。しっとりとしたりんごの層と、アーモンドの食感の違いも楽しめます。
アレンジもおすすめ
1. シナモンを加えて香り豊かに
生地にシナモンパウダー小さじ1/2程度を加えると、りんごとの相性がよいスパイシーな香りが広がります。秋冬のおやつにもぴったりです。
2. くるみやヘーゼルナッツをプラス
スライスアーモンドの代わりに、粗く刻んだくるみやヘーゼルナッツを散らしてもおいしく仕上がります。ナッツの種類によって異なる香ばしさを楽しめます。
3. バニラアイスを添えてデザート風に
切り分けたガトー・インビジブルにバニラアイスを添えると、カフェのデザートのような一皿になります。少し温めたケーキに添えるのもおすすめです。

