ヤーコン:究極のダイエット野菜としての秘密 – 栄養豊富でヘルシーなスーパーフードのすべて

ヤーコン:究極のダイエット野菜としての秘密 – 栄養豊富でヘルシーなスーパーフードのすべて

究極のダイエット野菜

「ヤーコン」って聞いたことありますか?あまり耳慣れない響きですが、巷では「スーパーフード」としてひそかに人気の根菜です。ただ栽培する農家はまだ少なく流通する時期や地域はほんのわずかに限られます。ダイエット時に食べる人も多いヤーコンは「究極のダイエット野菜」と言われるほどヘルシーかつ栄養価の高い野菜です。「リンゴは医者いらず」と言いますが、「ヤーコンは医者泣かせ」な野菜と言えます。

料理に砂糖は不要です

ヤーコンは中南米アンデス高地原産の根菜で、地下の塊根(イモ)を食用に利用します。イモの仲間ですが、ジャガイモやサツマイモのようなでんぷん質はほとんど含まれず、味わいはオリゴ糖由来のほんのりした甘みが特徴です。煮物にする際は砂糖の必要なし、みりんも最小限でOKです。

オリゴ糖の含有量がすごい!

シャキシャキとした食感で、梨のような食味。インカ帝国の時代から、「果物のような野菜」として親しまれていたヤーコンは「オリゴ糖の塊」と言われるほど、オリゴ糖の含有量が豊富です。

オリゴ糖は消化酵素ではほとんど分解されず、消化・吸収されないまま大腸に届きます。このため、糖質として体のエネルギーになりにくく、摂取しても血糖値の上昇にほとんど影響しません。
さらに大腸に届いたオリゴ糖は、ビフィズス菌のエサとなってビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。ビフィズス菌を食べ物として摂取するよりも、エサとなるオリゴ糖を摂取する方が効率的なのです。また酸化を防ぐ強力な抗酸化物質の成分でもあるポリフェノールも豊富で、悪玉コレステロールの酸化を抑え、動脈硬化や血管の老化を防ぐ働きがあります。さらに食物繊維も多く含まれ、その大半が、余分な脂質や糖を排出する働きをする水溶性の食物繊維です。

まさに根菜の奇跡⁉

さらにヤーコンはサツマイモやジャガイモに比べてでんぷん質が少なく、カロリーが低いため、ダイエット効果も認められます。これぞ「妙薬口に甘し」。根菜の王様ではなく、根菜の奇跡です!これほど機能性に優れた食品であるにもかかわらず、なぜか知名度は低く、一般であまり売られていません。ぜひ多くの方に日常の食材として取り入れていただきたい根菜です。

皮はむかずに一緒に食べて!

ヤーコンのおいしい食べ方はいろいろありますが、代表的なのは「きんぴら」です。ゴボウの代わりにヤーコンを使用すると、ほんのり甘くシャキシャキの食感が楽しめます。煮物やサラダにしても美味しくいただけます。調理のポイントは皮を剥かずに調理することです。どんな野菜や果物も、皮に近い部分に栄養価が詰まっているからです。皮が汚れていたり傷が付いている場合は、ステンレスのたわしで、削るように洗ってください。

ヤーコンの選び方と保存方法

スーパーでヤーコンを見かけたら、まず形をチェック。大きすぎず太すぎない標準サイズを選びましょう。軽く握ってみて硬く、ずっしりとした重みが感じられるものを購入してください。ぶよぶよしているものは水分が抜け、シャキシャキ感が損なわれている可能性があります。

保存方法はキッチンペーパーや新聞紙に包んで野菜室へ。切ってしまった場合は切り口をラップで密閉。ラップで密閉した場合でも、切り口から徐々に酸化しますので、早めに食べることをおすすめします。

とても簡単!ヤーコン酒

ヤーコンは甘みが強いので、ホワイトリカー(焼酎甲類)に漬けるだけでおいしい「ヤーコン酒」ができます。梅酒など、通常リキュールは砂糖や氷砂糖を加えて甘みを取りますが、ヤーコンはヤーコン自体がオリゴ糖をたっぷり含み、甘いので、甘味を加える必要がありません。2週間ほど漬け込むと色が黒っぽく変色し、あまり美味しそうには見えませんが、飲むと驚くほど甘く、上品でまろやかなヤーコン酒になります。(お酒は二十歳になってから)

 

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