北海道の郷土の味。外はこんがり、中はもちもち。
基本のいももち
牛乳あり・なしの違いも解説!北海道のもちもち郷土料理
北海道を代表する郷土料理「いももち」は、じゃがいもを使った素朴でどこか懐かしい味わいが魅力です。明治の開拓時代、米の代わりとなる貴重な食料としてじゃがいもが活用されたことが始まりとされ、今では北海道の家庭で親しまれる定番のおやつや軽食になっています。
じゃがいもの甘みを生かしたもちもち食感に、甘辛いしょうゆだれを絡めれば、子どもから大人まで思わず笑顔になるおいしさ。シンプルだからこそ、北海道産じゃがいもの風味を存分に楽しめる定番レシピです。
基本のいももちの材料2~3人分・6個分
| ◆いももち | |
|---|---|
| 北海道産じゃがいも(男爵またはキタアカリ) | 500g |
| 片栗粉 | 大さじ4~5 |
| 牛乳 | 大さじ2 |
| バター | 10g(焼き用) |
| ◆甘辛しょうゆだれ | |
| しょうゆ | 大さじ2 |
| みりん | 大さじ2 |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| 水 | 大さじ2 |
| 片栗粉 | 小さじ1 |
| 水 | 小さじ2(片栗粉用) |
ほくほく馬鈴薯〈じゃがいも〉セット
基本のいももちの作り方
| 1 | じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、やわらかくなるまでゆでます。 | |
|---|---|---|
| 2 | 湯を切り、熱いうちにつぶして水分を飛ばします。 | |
| 3 | 片栗粉を加えて混ぜます。生地が粉っぽくまとまりにくい場合は、牛乳を少量ずつ加え、成形できるかたさに調整します。 | |
| 4 | 6等分にして丸く平たい形に整えます。 | |
| 5 | フライパンにバターを熱し、中火で両面をこんがり焼き色が付くまで焼きます。 | |
| 6 | 小鍋で、しょうゆ・みりん・砂糖・水を温め、水溶き片栗粉を加えて軽くとろみを付けます。 | |
| 7 | 焼き上がったいももちに甘辛しょうゆだれを絡めて完成です。 |
※じゃがいもの水分量に合わせ、牛乳は少量ずつ加えてください。生地がまとまる場合は、入れなくても作れます。
おいしく仕上げるポイント
✔ 熱いうちにじゃがいもをつぶすことで、なめらかでもちもちの食感になります。
✔ 片栗粉はじゃがいもの水分量に合わせて少しずつ加えるのがポイントです。
✔ 焼く前に少し休ませると、形が崩れにくくなります。
✔ バターで焼くことで香ばしさとコクが加わり、北海道らしい味わいになります。
栄養価(1人分目安・2個)
・エネルギー:約260kcal
・たんぱく質:約4g
・脂質:約5g
・炭水化物:約49g
・食物繊維:約3g
・食塩相当量:約1.0g
栄養ポイント
✔ じゃがいもにはビタミンC、カリウム、食物繊維が含まれています。
✔ 北海道産じゃがいもは甘みがあり、いももちにすると素材本来のおいしさを楽しめます。
✔ シンプルな材料で作れるため、おやつや軽食だけでなく、おかずとしても活躍します。
✔ 甘辛しょうゆだれはもちろん、バターしょうゆやチーズ、あんこなど、さまざまなアレンジを楽しめるのもいももちの魅力です。北海道では地域や家庭によって味付けや食べ方にさまざまな違いがあります。
ワンポイント
牛乳を入れるとどう変わる?
いももちは牛乳を入れなくても作れますが、少量加えることで仕上がりが少し変わります。
牛乳を入れる場合
・生地がなめらかになり、もちもち感がアップ
・じゃがいものパサつきを抑えられる
・やさしいコクとまろやかな風味が加わる
・冷めても硬くなりにくい
牛乳を入れない場合
・じゃがいもの風味をよりダイレクトに味わえる
・昔ながらの素朴ないももちに仕上がる
・表面が香ばしく、中はしっかりとした食感になる
どちらがおいしいというわけではなく、じゃがいもの品種や好みに合わせて選ぶのがおすすめです。水分の多い「キタアカリ」や「とうや」などは牛乳なしでもまとまりやすく、ホクホクした「男爵」は牛乳を少し加えると、よりしっとりもちもちとした食感になります。
基本のいももちに関するよくある質問
いももちは牛乳なしでも作れますか?
はい。じゃがいもと片栗粉だけでも作れます。生地が粉っぽくまとまりにくいときは、牛乳や水を少量加えて調整してください。
いももちが崩れる原因は何ですか?
じゃがいもの水分が多すぎる、片栗粉が少ない、生地が温かすぎるなどの原因が考えられます。成形しにくい場合は片栗粉を少量足し、形を整えてから少し休ませると焼きやすくなります。
片栗粉を入れすぎるとどうなりますか?
片栗粉が多すぎると、じゃがいもの風味が弱まり、かたく弾力の強い食感になりやすくなります。最初は少なめに加え、生地のまとまりを見ながら調整しましょう。
いももちは冷凍保存できますか?
焼く前の状態でも、焼いた後でも冷凍できます。1個ずつ包んで保存し、焼く前のものは解凍せずに弱火でじっくり加熱するとよいでしょう。