行者にんにくで基本の「醤油漬け」に挑戦!

新鮮な行者にんにくが手に入ったけど、どう調理したら良いの?というビギナーさんにもおすすめの一品です。 そのまま召し上がっても良いのですが、細かく刻んでチャーハンの具材にしたり、和風パスタとして麺に絡めたり、とご飯やパスタとも相性抜群です!

材料2人前

行者にんにく 50g(約10〜12本)
醤油 大さじ2
麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ1
みりん 大さじ1

作り方(漬け込み前まで)約15〜20分 +冷蔵庫での漬け込み時間 2〜3日

1 【下準備】 行者にんにくは根元の汚れを取り除き、水でよく洗います。
2 【下準備】 沸騰したお湯で10〜15秒だけさっと茹で、すぐに冷水に取って冷やします。※茹ですぎると風味が飛ぶので注意!
3 【下準備】 水気をしっかり切り、食べやすい5cmほどの長さに切ります。
4 【漬けダレを作る】 小鍋、または耐熱容器に以下を入れて、電子レンジでふんわりラップをして30秒ほど加熱し、みりんのアルコール分を飛ばします。※加熱後は冷ましておきましょう。
5 【漬け込み】 密閉できる清潔な保存容器や瓶に切った行者にんにくを入れます。
6 【漬け込み】 冷ました調味液を注ぎ、全体が浸るようにします。
7 【漬け込み】 冷蔵庫で2〜3日漬け込みます。

保存のコツ

① 保存容器は必ず「煮沸消毒」または「アルコール消毒」!

・使用前に保存容器(瓶・タッパーなど)を熱湯で煮沸、もしくはアルコール(食品用)で拭き取ることで、雑菌の繁殖を防げます。

・フタの裏やゴムパッキン部分も忘れずに消毒しましょう。

② 冷蔵保存で2週間程度を目安に

・漬け込んでから2〜3日で食べ頃になります。

・清潔な箸やスプーンで取り出すようにすれば、冷蔵庫で2週間程度は美味しく保てます

③ 冷凍保存も可能(長期保存向け)

・食べきれない場合は冷凍保存もOK

・漬けた行者にんにくを小分けにしてラップし、ジッパーバッグに入れて冷凍すると、約1ヶ月保存可能です。

・解凍は自然解凍で。風味は若干落ちますが、刻んで料理に使う分には十分です。

④ 臭い対策

・行者にんにくは香りが強いので、密閉性の高い容器を使用しましょう。

・冷蔵庫内で香りが移るのが気になる場合は、さらにジッパーバッグに入れて二重に保存すると安心です。

補足:日持ちを良くするアレンジ

  • 酢(小さじ1程度)を加えると、さっぱり感と防腐効果がアップします。

  • 唐辛子やにんにくスライスを入れても、風味と保存性が向上します。

食べ方のおすすめ

  • 白いご飯にのせて

  • おにぎりの具や薬味に

  • 豆腐に添えて冷奴風に

  • 焼き肉のお供にもぴったり!

超希少な山採りの天然行者にんにく

行者にんにくは別名「アイヌネギ」とも呼ばれ、北海道の先住民族アイヌの人たちが好んで食べていた栄養満点の春の山菜。近年は乱獲により、減少したため、栽培した行者にんにくも販売されていますが、この行者にんにくは山から採ってきた天然の山菜です。