香り立つ春の味わい!行者にんにくの玉子とじ

春の山菜・行者にんにくをふんわり卵でとじた、ごはんに合う副菜です。スタミナをつけたいときや、旬の風味を楽しみたいときにおすすめです。

材料2人前

行者にんにく(醤油漬けも可) 50g(約10〜12本)
2個
醤油 小さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1(お好みで)
こしょう 少々
サラダ油またはごま油 小さじ1

作り方約10分

1 【下準備】 行者にんにくはよく洗い、5cmくらいの食べやすい長さにカットします。
2 【下準備】 卵はボウルに割り入れて溶きほぐしておきます。
3 【炒める】 フライパンに油を熱し、行者にんにくを中火で1分ほど炒めます。
4 【炒める】 香りが立ってきたら、醤油・みりん・(砂糖)を加えて軽く味をなじませます。※行者にんにくの醤油漬けを使用する場合は薄めの味付けがおすすめ。
5 【炒める】 お好みでこしょうをふります。
6 【卵を加える】 溶き卵を回しかけて、ふんわり半熟になるまでさっと加熱します。
7 【卵を加える】 卵が少し固まりかけたタイミングで火を止め、余熱で仕上げるとトロッと仕上がります。

さらに美味しく楽しむアレンジ提案

  • 温かい白ごはんに乗せて丼に:卵のトロトロがご飯に絡んで最高!

  • うどんやそばのトッピングに:スープとの相性も◎

  • 豆腐や納豆と合わせて:たんぱく質+香りの相乗効果

健康ポイント

  • 行者にんにくはビタミン・ミネラルが豊富で、疲労回復・抗酸化作用・免疫力アップに効果的。

  • は完全栄養食品。良質なたんぱく質と、ビタミンB群・脂溶性ビタミンを含み、体の修復や代謝に重要。

  • 油分と糖分は少なめなので、ヘルシーながら満足感のある副菜になります。

美味しく作るための5つのポイント

①行者にんにくはサッと火を通す

行者にんにくは加熱しすぎると風味が飛び、歯ごたえも失われやすいので、炒め時間は中火で1分程度がベスト。

香りがふわっと立ち上がったら、調味料をすぐに加えるのが◎。

②卵はふんわりとろとろを目指す

卵は溶きすぎない(白身が少し残る程度)と、食感に変化が出て美味しさアップ。

フライパンの火は弱火〜中火で、卵を加えたらかき混ぜすぎず、固まりかけで火を止めて余熱で仕上げるのがコツ。

③ごま油を少し加えると香ばしさUP

炒め油をごま油(香り控えめ)にするとコクがプラスされ、卵との相性も抜群。

クセが気になる方はサラダ油とブレンドするのもおすすめ。

④味付けは薄めにして“行者にんにくの香り”を引き立てる

醤油・みりんは最小限で、香りと卵の甘みを生かすバランスが◎。

食べるときに少し追い醤油や七味、黒こしょうなどで味を調整すると、風味の変化も楽しめます。

⑤できたてをすぐ食べるのが一番美味しい

卵とじは時間が経つと水分が出て食感が損なわれるため、作りたての熱々をすぐに食卓へ

食べきれない場合は、汁気を切って小分け冷蔵(翌日まで)で。