切れ目はカリッ、内側はほくほく。皮ごと焼いて、じゃがいものおいしさを丸ごと楽しむ。
皮付きハッセルバックポテト

皮付きハッセルバックポテト:じゃがいもの個性を楽しむ香ばしいオーブン焼き

薄く細かな切り込みを入れ、オーブンで香ばしく焼き上げる「ハッセルバックポテト」。じゃがいもを切り離さずに蛇腹状にすることで、表面や切れ目はカリッと、中はほくほくとした、ひとつのじゃがいもで異なる食感を楽しめます。

今回は、じゃがいもの皮も残したまま調理するのがポイント。皮の香ばしさが加わるほか、紫・赤・黄色など皮色の異なる品種を組み合わせれば、見た目も華やかになります。オリーブオイルとバター、にんにく、ハーブでシンプルに仕上げれば、肉料理の付け合わせはもちろん、ワインに合わせるおつまみにもおすすめです。

皮付きハッセルバックポテトの材料2~3人前

じゃがいも 4〜5個(約400〜500g)
オリーブオイル 大さじ1と1/2
バター 15g
にんにく 1片
小さじ1/3程度
粗びき黒こしょう 適量
タイムまたはローズマリー 適量
お好みで
粉チーズ 大さじ1
パセリ、ハーブソルト 適量

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皮付きハッセルバックポテトの作り方

1 じゃがいもは皮付きのまま使うため、流水で表面をよく洗います。 芽や緑色になっている部分があれば、包丁などでしっかり取り除きます。 水気はキッチンペーパーで拭き取っておきます。
2 じゃがいもの両脇に割り箸を1本ずつ置き、2〜3mm間隔で切り込みを入れます。 割り箸がストッパーになり、包丁が下まで入り切らないため、じゃがいもを切り離さずに蛇腹状にできます。 端までできるだけ均等に切れ目を入れましょう。
3 にんにくはすりおろし、オリーブオイルと混ぜます。 じゃがいもを耐熱皿やスキレットに並べ、表面だけでなく切れ目の間にも入るようにオイルを塗ります。 塩と粗びき黒こしょうを全体に振ります。
4 200℃に予熱したオーブンで25分焼きます。 一度取り出し、切れ目が少し開いてきたところに溶かしたバターを塗ります。 タイムやローズマリーをのせ、さらに15〜20分焼きます。※じゃがいもの大きさによって焼き時間は調整してください。
5 竹串を刺して中心までスッと通り、切れ目の縁がこんがり色づいたら焼き上がりです。 よりカリッと仕上げたい場合は、最後にオーブンの温度を220℃程度に上げて3〜5分焼いてもOKです。
6 焼きたてにお好みで塩、黒こしょうを追加し、ハーブを添えたら完成です。 粉チーズを使う場合は、焼き上がる5分ほど前に振りかけると香ばしく仕上がります。

おいしく仕上げるポイント

皮付きのまま焼く
皮の香ばしさと中のほくほく感のコントラストが、ハッセルバックポテトのおいしさを引き立てます。

切り込みは2〜3mm間隔を目安に
細かく入れるほど切れ目が開き、縁のカリカリした部分が増えます。

割り箸を使えば切断防止に
じゃがいもの両脇に割り箸を置けば、包丁が途中で止まるので失敗しにくくなります。

途中でもう一度油脂を塗る
焼いて切れ目が開いたタイミングでバターを加えることで、中まで風味が入り、表面も香ばしくなります。

焼き色はしっかりつける
ハッセルバックポテトは切れ目の縁のカリッとした食感が魅力。最後に少し高温で焼くと、食感の差がよりはっきりします。

どんなじゃがいもがハッセルバックポテトに向いている?

ハッセルバックポテトは、じゃがいもそのものの形や皮を活かす料理なので、皮色や果肉色に特徴のある品種を使うのもおすすめです。

紫色のじゃがいも

シャドークイーンなど、紫色の品種を使えば、切れ目から見える紫色の果肉が印象的。焼くだけで料理のアクセントになります。

赤い皮のじゃがいも

ノーザンルビーやレッドムーンなど赤系のじゃがいもは、皮付きで焼くことで美しい赤色を活かせます。

黄色いじゃがいも

インカのめざめなど黄色みの強い品種なら、切れ目から見える黄金色の果肉がきれい。甘みのある品種なら、バターやハーブとの相性も抜群です。

数種類を一緒に焼くと、皮・果肉・味わいの違いを食べ比べられるハッセルバックポテトになります。

皮付きで作るときの注意点

皮ごと食べる料理なので、じゃがいもは調理前によく洗いましょう。

また、じゃがいもの芽や緑色に変色した部分は取り除くことが大切です。緑色になっている範囲が広い場合は、無理に皮付き料理に使わず、別のじゃがいもを選ぶのがおすすめです。

おすすめアレンジ

  • 粉チーズ+黒こしょう
    ワインにも合う濃厚な味わいに。
  • ガーリックバター
    にんにくを効かせれば、おつまみにぴったり。
  • ベーコン+チーズ
    切れ目に小さく切ったベーコンを挟み、チーズをのせて焼けばボリュームアップ。
  • ローズマリー+岩塩
    じゃがいもの味を活かしたシンプルな仕上がりに。
  • サワークリーム添え
    熱々のポテトに冷たいサワークリームを合わせてもよく合います。

栄養価(1人分目安)

  • エネルギー……約220kcal
  • たんぱく質……約3g
  • 脂質……約10g
  • 炭水化物……約30g
  • 食物繊維……約3g
  • 食塩相当量……約0.7g

※じゃがいもの品種や大きさ、使用する油脂によって異なります。

栄養ポイント

じゃがいもは炭水化物を含み、エネルギー源になる食材です。

じゃがいもにはビタミンCが含まれています。

紫色の品種にはアントシアニン系の色素成分が含まれるものがあります。

揚げずにオーブンで焼くため、フライドポテトとは異なる香ばしさと食感を楽しめます。

保存について

ハッセルバックポテトは、表面のカリッとした食感を楽しむため焼きたてがおすすめです。

残った場合は冷蔵保存し、翌日までを目安に食べ切りましょう。温め直す際は電子レンジだけでなく、最後にトースターやオーブンで焼くと表面の食感が戻りやすくなります。

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