秋バテ、放っておかないで!夏の疲れを癒やし、秋を健やかに過ごすヒント

その不調、“秋バテ”かも?──共感から始まる気づき
「なんとなくやる気が出ない」「朝起きるのがつらい」「気分が落ち込むことが増えた」
そんな漠然とした不調を感じているなら、それは“秋バテ”かもしれません。
秋バテとは、夏の疲れが体に残ったまま、気温の変化や日照時間の減少など秋特有の環境変化により、自律神経が乱れ、心身の不調を引き起こす現象のこと。
特にここ数年、冷房の効いた室内と外気の寒暖差、生活リズムの乱れなども加わり、「夏バテより秋バテがつらい」と感じる方が増えています。
秋バテの主な原因とよくある症状
原因
・寒暖差:朝晩と日中の気温差により自律神経が乱れる
・夏の疲労蓄積:寝不足・食欲不振・ミネラル不足などが秋に表面化
・冷房による体の冷え:内臓機能が低下し、疲労が抜けにくくなる
・生活リズムの乱れ:夏のイベントや帰省で不規則な生活に
・日照不足によるメンタル低下:セロトニン分泌が減り、気分が落ち込みやすくなる
症状
・倦怠感/だるさ/疲れが取れない
・胃の不快感・便秘・下痢
・寝つきが悪い/眠りが浅い
・頭痛・めまい・肩こり
・イライラ/憂うつ感
おいしく整える秋バテ対策!
食養生+北海道の旬食材で、心も体も健やかに
秋バテを乗り切るカギは、“食べること”にあります。
冷えや疲れ、自律神経の乱れを整えるには、胃腸にやさしく、栄養価の高い食材を選ぶことが大切。とくに、北海道の旬の食材は、薬膳的にも理にかなっていて、秋バテ対策にぴったりです。
ここでは、薬膳と栄養学の両面から見ておすすめの、秋バテに効く北海道食材5選をご紹介します。
秋バテに効く!北海道のおすすめ食材5選
長いも
胃腸を整え、疲労回復。薬膳では「脾(ひ)」を補い、消化吸収力を高める食材
ほたて
自律神経や肝機能を整える。薬膳では「滋陰・補腎」として老化予防や気力の回復にも◎
鮭
精神安定や血流改善に役立ち、冷えやうつ気分にも。薬膳的には「補気・補陽」に分類されます。
かぼちゃ
冷えを防ぎ、免疫力を高める。薬膳では「補中益気」、体を温める働きあり
しじみ
肝機能強化・疲労回復に優れ、朝のだるさ・メンタル回復にも◎。薬膳では「清熱利水」で解毒作用
食材 | 特徴 | 理由/薬膳視点での効能 |
---|---|---|
ネバリスター(長いも) 5.0kg | ビタミンB群、消化酵素ジアスターゼが豊富 | 胃腸を整え、疲労回復。薬膳では「脾(ひ)」を補い、消化吸収力を高める食材 |
冷凍ほたて貝柱Mサイズ 500g | タウリン・亜鉛・ビタミンB12が豊富 | 自律神経や肝機能を整える。薬膳では「滋陰・補腎」として老化予防や気力の回復にも◎ |
4種の秋鮭切身セット | 良質な脂(EPA・DHA)、ビタミンDが豊富 | 精神安定や血流改善に役立ち、冷えやうつ気分にも。薬膳的には「補気・補陽」に分類 |
空に映る一億の金貨(冷凍かぼちゃ)5パックセット | βカロテン、ビタミンE、食物繊維が豊富 | 冷えを防ぎ、免疫力を高める。薬膳では「補中益気」、体を温める働きあり |
長節湖で取れたシジミ(2Lサイズ) | オルニチン・鉄・ビタミンB群が豊富 | 肝機能強化・疲労回復に優れ、朝のだるさ・メンタル回復にも◎。薬膳では「清熱利水」で解毒作用 |
薬膳から見た組み合わせの妙
薬膳では「やまのいも×鮭」は胃腸の調子が悪いときに、「やまのいも×ホタテ」は老化防止に良いとされる組み合わせです。
さらにシジミは“肝”をケアする食材として知られ、夏のダメージを受けた体を内側から立て直す働きがあります。
北海道の食材を上手に組み合わせることで、秋バテ対策にふさわしい“自然の処方箋”が完成します。
秋バテに負けない!スタミナレシピ
【レシピ①】ネバリスターと秋鮭のふわとろグラタン
胃にやさしく、ふわふわ軽やか。やさしいおかずで回復力UP!
材料(2人分)
・ネバリスター(すりおろし)…200g
・卵…1個
・秋鮭(加熱済)…1切れ(ほぐす)
・チーズ…50g
・醤油…小さじ1/2、塩・こしょう…少々、バター(耐熱皿用)
作り方
1. すりおろした長いもに卵を混ぜ、調味料を加える。
2. 耐熱皿にバターを塗り、①と秋鮭を入れてチーズをのせる。
3. オーブンで200℃、10〜12分焼いて完成。
【レシピ②】ネバリスターとホタテの梅風味サラダ
薬膳的老化予防!ホタテ×長いもで、疲れを癒やす爽やか副菜
材料(2人分)
・ネバリスター(細切り)…100g
・ホタテ(解凍)…6粒程度
・きゅうり…1/2本
・梅干し(たたく)…1個
・醤油・ごま油…各小さじ1、白ごま…適量
作り方
1. ホタテと野菜を食べやすく切る。
2. 梅+調味料でドレッシングを作る。
3. 和えてごまをふれば完成。
おわりに:秋の体調管理は、毎日の“食”から始まる
秋バテは、「気づきにくいけれど放っておくと慢性化しやすい」不調です。
でも、北海道の恵みを活かした旬の食材を取り入れることで、心と体にやさしいリセットができます。
忙しい日でも、冷凍やカット済みの商品なら手軽に使えるのも嬉しいポイント。
この秋は、自分と家族の健康を食卓から整える「おいしい秋バテ対策」、始めてみませんか?
👉 気になる商品は以下からチェック!
・ネバリスター(長いも) 5.0kg
・冷凍ほたて貝柱Mサイズ 500g
・4種の秋鮭切身セット
・空に映る一億の金貨(冷凍かぼちゃ)5パックセット
・長節湖で取れたシジミ(2Lサイズ)
引用元:
・長いも(ネバリスター)の薬膳的効能
https://ameblo.jp/takadayaitou/entry-12874988457.html
※薬剤師ブログ「やまのいもは“脾・肺・腎”を元気にする食材」
・ホタテの薬膳的効能
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/yakuzen/ingredients/scallop.html
※クラシエ薬膳素材図鑑「ホタテの薬膳効能」
・シジミの薬膳的効能と肝臓ケア
https://yakuzenbeans.com/soup-shijimi-clam/
※薬膳食堂Beans「シジミの薬膳スープ」