ハチミツの魅力:純粋さと健康効果、種類ごとの特徴

ハチミツの魅力:純粋さと健康効果、種類ごとの特徴

腐らない秘密と健康効果:ハチミツの不朽の魅力

ハチミツは殺菌作用が強く、糖度が高いために菌が繁殖しないので腐りません。古代のエジプトの遺跡から腐っていないハチミツが発見されたことで、実証されました。使いきれなくても、いつまでもとっておくことができるので、何年前のものかは別として、ほとんどのお宅にハチミツがあると思います。今回は「ハチミツ」について考察します。

ハチミツの栄養価と健康効果:美味しさと身体への良さ

ハチミツには多くの栄養素が含まれています。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール…、詳細については割愛します。さらにこれらの栄養素による健康効果もさまざまです。疲労回復、感染症予防、ダイエット効果…、こちらについても省略します。とにかくハチミツは美味しくて体に良いということです。

ハチミツの製造プロセス:花の蜜から甘美な「ハチミツ」への変化

ハチミツはどうやってできるのでしょう。花の蜜とハチミツは“別物”で、花の蜜を集めてもハチミツにはなりません。花の蜜はハチミツの原料と言った方が正しいかもしれません。花の蜜は糖度が10%ほどしかなく、水分が多く含まれています。一方、ハチミツの糖度は80%もあり、どろっとしてますよね。

 

ハチミツの秘密:ミツバチの熟成プロセスと高糖度の誕生

ミツバチは花の蜜を吸って巣に運び、吐き出します。このときにすでにミツバチの体内の酵素が混じり、化学反応(熟成)が始まっています。羽で風を送り込んで水分を飛ばすと、糖度の高い「ハチミツ」になるのです。

 

ハチミツの生産プロセス:養蜂家の旅と製品化の秘密

養蜂家は巣箱をトラックに積んで、全国を南から北へと旅するように蜜を集めます。蜜がたまれば、燻煙機でミツバチをおとなしくさせ、巣をナイフで切って、遠心分離器にかけます。集めたハチミツをろ過し、加熱濃縮処理して製品にします。また作物の受粉のために巣箱を農家に貸し出すこともあります。

 

花の恩恵:ハチミツの種類と香り、色、味の多様性

ミツバチが採取する花によって、ハチミツの香り・色・味は異なります。ハチミツの種類はレンゲやアカシア、ソバ、ミカン、リンゴ、ラベンダー、クローバーなどが知られています。またマヌカハニーはニュージーランド特産のハチミツとして有名です。

 

ハチミツは成分によって3つに分類

「純粋ハチミツ」

は一切の添加、成分調整を行っておらず、ハチミツ以外のものが混入されていません。最も高級で高価なハチミツです。

「加糖ハチミツ」

は、水あめや果糖、ショ糖などを加えたハチミツです。全国はちみつ公正取引協議会では、糖類を40%未満まで添加したハチミツは“加糖はちみつ”として流通を認めています。しかし、国際基準では加糖は一切認められていません。

「精製はちみつ」

は、加熱濃縮処理後に匂い、色等を取り除いたものです。調味料としての用途が主です。

 

健康の秘訣:純粋ハチミツの栄養成分と正しい選び方

最初に記述した通り、ハチミツに含まれる栄養成分はあくまで「純粋ハチミツ」のデータです。それによる健康効果も「純粋ハチミツ」でなければ得られません。ハチミツは「原産地(国)名」「採蜜花名」「養蜂場」、それと「純粋はちみつ」であるかどうかをしっかり確認して選びましょう。

さて当サイト「食ベレア北海道」では北海道産の純粋ハチミツを扱っています。北の大地で育ったミツバチの恵みを、どうぞご堪能ください!

 

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