海水からの贈り物:精製塩と天然塩の違いと驚くべき海洋深層水のミネラル豊富な塩の特徴

海水からの贈り物:精製塩と天然塩の違いと驚くべき海洋深層水のミネラル豊富な塩の特徴

塩には「精製塩」と「天然塩」 どっちも原料は海水が主ですが…

お塩のこと、軽く考えていませんか?塩は最も大切な調味料。「しょっぱい」だけではいけません!塩には「精製塩」と「天然塩」の2種類があります。
原料となっているのは、いずれも海水が主です。では何が違うのでしょうか⁉

精製塩の製造過程:電気分解からスーパーの棚までのコスト効率的な旅

精製塩は、海水から電気分解でナトリウムイオンを取り出して濃い塩水を作り、それを煮詰めて塩の結晶を作ります。これがまさに精製塩です。
工業的に大規模に製造するので、天然塩を作るより短期間、安いコストで作る事ができ、スーパーなどでも安価に売られています。

精製塩の特徴と最適な使用法:塩化ナトリウム中心の製法から「しょっぱいだけ」の理由まで

精製塩は科学的な製法で、抽出するときに他のミネラルも一緒に取り除かれてしまい、ほぼ塩化ナトリウムのみの状態です。
精度の高い製法によって海洋汚染物質を取り除かれた状態になっています。
なので、塩味がとがっていて、「しょっぱいだけ」の味になります。お塩を大量に使う「塩漬け」などに使用するとよいでしょう。

天然塩の製造過程とミネラルの恩恵:自然の力と「にがり」による丸みのある塩味の秘密

一方、天然塩の多くは逆浸透膜や日本式塩田、平釜で煮るなど、太陽や風などの自然の力を活用するほか、煮詰めるなどの方法で作られます。
海水で作る天然塩は塩化ナトリウムの割合が低くマグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
このミネラル成分が「苦汁(にがり)」です。丸み、甘みのある塩味になります。

料理における塩コショウの選び方:天然塩とペッパーミルの活用で味を引き立てる

筆者が料理に「塩コショウ」を使用する場合、必ず天然塩とペッパーミルで別々に入れます。
まろやかな塩味と挽きたてのコショウの香り…素材が引き立つ最高の塩&コショウ味です。
塩とコショウがあらかじめ混じっているいわゆる「塩コショウ」には、ガーリックパウダーやアミノ酸系の調味料なども混じっているものもあります。
美味しくなくはないですが、ここはやはり化学調味料は加えず、シンプルにこだわりたいところです。

海洋深層水の秘密:地球の水分バランスと健康に必要なミネラルの宝庫

海洋深層水ってご存じ?地球上の水分の3%が淡水、残り97%は海水です。さらに海水の95%が深層水です。
常に再生産されるのでなくなることはありません。
海洋深層水は太陽光が届かないため、植物性プランクトンなど光合成を行う生物とそれらを捕食する動物性プランクトンもほとんど存在せず、マグネシウムをはじめ、カルシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛、銅、セレン、マンガンなど、健康に欠かせないミネラルをたくさん含んでいます。
さらに細菌数は表層水の千分の1から1万分の1と非常に少なく、化学物質による汚染の危険も少ないのです。

知床らうす海洋深層水と豪州古代湖塩の絶妙なコラボ:ラウシップとは、高級食材のベストパートナー

知床らうす海洋深層水は、遥か彼方のグリーンランド周辺の海水が、海流により深い層に沈み込み、再び羅臼沖で湧き上がるまで、約2000年もの永い歳月がかかっています。
知床らうす深層水と豪州古代湖塩とのコラボレーションにより産まれた塩「ラウシップ」は、ミネラル豊富で最高に優しくまろやかな塩味です。
塩にこだわってこそ素材が生きというもの。高級な食材が手に入ったとき、素材そのものを味わいたいとき、ワンランク上の塩味を求めるときに、ぜひご利用ください。
かならず違いが判るはずです!

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