「冷たいけど濃厚」そんなスイーツが食べたくなる季節に
「アイスもいいけど、もう少し“濃厚な冷たいスイーツ”が食べたい」
そんな気分になるのが、暑さが増すこれからの季節です。
イタリアやフランスで親しまれている“ひんやりスイーツ”の中でも、
最近注目を集めているのが「カタラーナ」。
名前は似ていてもそれぞれに異なる魅力をもつ
「カッサータ」「セミフレッド」「カタラーナ」「クレームブリュレ」。
今回はその違いをわかりやすく整理しつつ、夏のご褒美スイーツとしておすすめのカタラーナをご紹介します。
カッサータ・セミフレッド・カタラーナ・クレームブリュレって何が違うの?
◆ カッサータ(Cassata)

シチリア生まれの祝い菓子。チーズ、ナッツ、フルーツが織りなす多層的な味わい。
カッサータは、南イタリア・シチリア島発祥の伝統菓子で、もともとはリコッタチーズやチョコレート、ドライフルーツをスポンジ生地で包んだケーキがルーツ。
一方で、日本で人気なのは“アイスケーキ風”の冷凍カッサータ。リコッタやクリームチーズをベースにナッツやフルーツを練り込み、冷やし固めたスタイルです。
イタリアではイースターやクリスマスなどお祝い事に登場する特別感のあるスイーツ。華やかな見た目と食感の変化が楽しめるのが魅力です。
◆ セミフレッド(Semifreddo)

「半分冷たい」という意味のイタリア発スイーツ。ムースとアイスの中間のような口どけ。
セミフレッドは、イタリア語で「半分凍ったもの」を意味する伝統的なデザートで、アイスクリームのように完全に凍らせず、空気をたっぷり含んだ軽い食感が特徴です。
生クリームや卵黄、砂糖をベースにしたふんわりムースに、フルーツやチョコレート、ナッツなどを加えて冷凍し、ケーキ状に仕上げることが一般的です。
冷たさと軽さの絶妙なバランスが、夏でも重すぎず、口いっぱいに広がるクリーミーさが贅沢感を与えてくれます。
◆ カタラーナ(Catalana)

スペイン・カタルーニャ地方生まれ。プリンとアイスのいいとこ取り。冷凍で食べる濃厚デザート。
カタラーナはスペイン・カタルーニャ地方の伝統菓子で、「クレマ・カタラナ(Crema Catalana)」としても知られています。卵黄と生クリームをベースにしたカスタードを焼かずに冷やし固め、表面をキャラメリゼして仕上げます。
近年、日本ではこのカタラーナを冷凍スイーツとしてアレンジした商品が人気を集めています。
特に北海道産の素材を使ったものは濃厚でなめらか、さらに冷たいまま食べることでプリンとはまた違う新しい体験が味わえます。通販ギフトや自分へのご褒美にも最適です。
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◆ クレームブリュレ(Crème brûlée)

表面パリッ、中はとろ〜り。フランス生まれの“焼きプリン”の最高峰。
フランス語で「焦がしたクリーム」という名のとおり、カスタード生地の表面に砂糖を振りかけてバーナーで焼き上げたパリパリのカラメルが特徴。
17世紀のフランスで誕生したとされるこのスイーツは、フランス料理のデザートの定番として世界中で愛されています。
スプーンでカラメルを割る瞬間の音と、濃厚なカスタードとのコントラストが、目にも舌にも楽しさを与えてくれる逸品です。
4つのスイーツの違いを簡単に比較してみました。