今が旬!北海道の牡蠣。驚くべき健康効果とおいしい食べ方

今が旬!北海道の牡蠣。驚くべき健康効果とおいしい食べ方

冬の本番を迎える今の時期、北海道の海で獲れる極上のごちそう。プリプリの身と磯の香りが最高な牡蠣が旬を迎えています。生はもちろん、煮ても焼いても揚げてもおいしいですよね。今回のコラムでは、牡蠣の魅力とその健康効果、おいしいレシピをまとめました。

今が旬、北海道の牡蠣

肉厚で濃厚な味わいが自慢の冬の牡蠣

北海道の牡蠣の旬は、主に冬の時期、特に11月から翌年の3月にかけてです。この期間には水温が低く、牡蠣が最も肉厚で味が濃厚になります。北海道は日本国内でも有数の牡蠣の産地で、この時期に多くの牡蠣が収穫され、全国に出荷されます。

質の良い牡蠣が一年中獲れる北海道

北海道の夏は、夏牡蠣も楽しむことができますが、夏牡蠣は肉質が柔らかく、冬の牡蠣とは味わいが異なります。北海道で獲れる牡蠣は品質が高く、その美味しさは、年間を通じて楽しむことができますが、特に冬の牡蠣は格別とされています。

牡蠣の栄養と健康効果

牡蠣に含まれる栄養素は?

「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、その名の通りさまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。牡蠣には、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン類、亜鉛・鉄などのミネラル、タウリン、グリコーゲンなどの栄養素が豊富に含まれています。

牡蠣に含まれる栄養素がもたらす健康メリット

亜鉛

牡蠣は、魚介類の中でも亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛には、新陳代謝やエネルギー代謝、ホルモンの代謝などを活発にする働きがあります。美肌や美髪にも欠かせません。また、子どもの成長や生殖、免疫機能にも関わる栄養素です。

鉄が不足すると疲れを感じやすくなったり、集中力が低下したりします。また、慢性疲労の原因にもなります。鉄は貧血予防にも重要な栄養素です。

ビタミンB12

牡蠣は、ビタミンB1・B2など豊富なビタミンを含みますが、中でも注目すべきはビタミンB12です。血液をつくったり、神経機能を正常に保ったりする効果に期待ができます。

タウリン

タウリンは、肝臓の働きを活発にする機能がある栄養素です。血液中のコレステロールや中性脂肪を減らすなど、健康維持にための重要な役割があります。

グリコーゲン

グリコーゲンには、疲労回復、集中力アップ、血糖値を安定させる効果があります。また牡蠣のクリーミーさのもとになっている栄養素もグリコーゲンです。

ビタミンCと組み合わせてさらに栄養アップ

牡蠣に含まれる「鉄」は、主に非ヘム鉄です。非ヘム鉄は、そのままでは吸収率が低いと言われていますが、ビタミンCと組み合わせることで、吸収率を高めることができます。レモンやほうれん草、ブロッコリーなどと組み合わせることがおすすめです。

生かきや焼きかき、カキフライにレモンが添えられているのも納得ですよね。

新鮮な牡蠣の選び方と保存方法

新鮮な牡蠣の見分け方

新鮮な牡蠣は、身がふっくらしていて、乳白色、ツヤ・光沢があります。貝柱は時間が経つと色が濁ってくるので半透明であることが新鮮な証です。また、外側のひらひらした縁は黒いものを選びましょう。

家庭での牡蠣の保存方

牡蠣は鮮度が命。必ず冷蔵保存の上、消費期限を守りできるだけ早く食べきってください。

また、冷蔵保存する際は、より鮮度が長く保てるチルド室やパーシャル室などの特定低温室がおすすめです。

すぐに食べない場合は、冷凍保存も可能ですが、しっかり水気を拭くなど、丁寧に下処理をしましょう。

殻付き牡蠣の保存のポイント

牡蠣はひとつひとつ重ならないように、保存容器に並べます。殻付き牡蠣は乾燥に弱いので、上から湿らせたキッチンペーパーや新聞紙をかぶせ、乾燥を防ぎます。さらにその上からラップをして、特定低温室で保存します。

牡蠣のおいしい食べ方を紹介

かき酢のもみじおろし添え

  1. ボールに酢(大さじ3)・しょう油(大さじ1)・砂糖(大さじ1)を入れ、よく混ぜ合わせ、三杯酢をつくります。
  2. 牡蠣は水洗いをして、キッチンペーパーでしっかり水分を取ります。
  3. 三杯酢に牡蠣を漬け、冷蔵庫で数分冷やします。
  4. 食べる際に、大根おろしに一味唐辛子を加え混ぜ合わせたもみじおろしを添えて完成です。

ふっくらさくさくカキフライ

  1. 牡蠣は水洗いをして、キッチンペーパーでしっかり水分を取ります。※この作業を丁寧に行うことで油ハネ防止し、おいしく仕上がります。
  2. 牡蠣をバッター液(小麦粉(大さじ3)・水(大さじ4)・溶き卵(1個分)をなめらかになるまで混ぜる)にくぐらせます。
  3. 粗めのパン粉をふりかけ、余分なパン粉を振り落とし、たっぷりの油でサクッと揚げて完成です。※短時間でサッと挙げることが重要です。牡蠣は少量ずつ、揚げ時間は約1分半~2分が目安です。

牡蠣のオリーブオイル漬け

  1. フライパンで牡蠣を乾煎りし、水分を飛ばします。
  2. 水分が飛んだらオイスターソース(大さじ1)を加え、全体に絡めながら焦げないように煮詰めます。
  3. 粗熱を取ってから、煮沸消毒した保存容器に牡蠣を入れ、ローリエ(1~2枚)を加えます。
  4. 牡蠣が浸るくらいエクストラバージンオリーブオイルを注いで完成です。

鷹の爪を入れるとちょっぴり辛い大人味になります。冷蔵庫で味を馴染ませます。コクがグッと出る、1週間後が食べごろです。冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。

私は、牡蠣のオリーブオイル漬けを毎年つくっています。おつまみはもちろん、お米にもパンにもパスタにもピッタリですよ!

一日の摂取目安と食中毒を避けるための注意点

牡蠣は1日4~5個を目安に

栄養満点の牡蠣は、毎日食べてもあまり心配ありませんが、一日4~5個程度が良いでしょう。おいしいからと言って、牡蠣を毎日10個以上食べ続けたら、亜鉛やプリン体の過剰摂取になりかねません。バランスの良い食事を心がけましょう。

生食用と加熱用をしっかり確認して

生で牡蠣を食べる際は、必ず生食用を選んでください。加熱用と書かれた牡蠣は、必ず加熱してから食べましょう。

また、妊婦さんや子ども、高齢者は生食を避けた方が良いでしょう。

加熱する際は、生煮え生焼けにならないよう、中心までしっかり加熱してください。

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小ぶりでも甘み旨味が強いまるえもん

まるえもんは、牡蠣の中でもまろやかでクリーミーな味わいが特徴です。牡蠣好きはもちろん、牡蠣が苦手という人でも比較的食べやすい品種と言われています。

サイズは少し小ぶりですが、その分甘みと旨味があります。

厚岸町産むき生かき まるえもん

「食べレア北海道」で販売中の牡蠣は、地元漁師さんと直接つながり、目利きのある職人が認めた良質な厚岸産「まるえもん」のむき生かき。小ぶりながらも強い甘みと旨味が特徴です。

殻を剥いたり、食べた後の殻の処理不要の、そのまま食べられるむき生かきです。

地元漁師さんが手塩にかけた、まるえもん

まるえもんは、三陸で生まれた牡蠣の稚貝を漁師さんが手間暇、愛情をたっぷりかけて厚岸湖で育てます。適度なサイズと丁度良い塩味にするためには、稚貝を厚岸湖に戻すタイミングが漁師さんの腕の見せ所。地元漁師さんが育て上げた、質の高い絶品牡蠣をお楽しみください。

北海道の冬の味覚「牡蠣」がおすすめです

このコラムでは、牡蠣の驚くべき健康効果とおいしい食べ方を紹介しました。

今が旬の北海道の冬の味覚「牡蠣」。冬の牡蠣は身がプリっと引き締まり、とってもおいしいですよ。ぜひ「食べレア北海道」で、北海道の牡蠣をお楽しみください。

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