北海道はブロッコリーの生産量日本1位!「指定野菜」に追加

北海道はブロッコリーの生産量日本1位!「指定野菜」に追加

ブロッコリーを「指定野菜」にすると農林水産省が発表しました。このコラムでは、消費増が見込まれるブロッコリーについて、その豊富な栄養素や栄養素を逃さない調理のコツなどを紹介します。

半世紀ぶり!「指定野菜」に追加されたブロッコリー

「指定野菜」とは?

指定野菜とは、野菜のうち特に消費量の多いものを言い、国が定めています。

現在、日本で指定野菜と定められているものは、キャベツ、きゅうり、さといも、大根、玉ねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、白菜、バレイショ、ピーマン、ホウレン草、レタスの14品目です。

そして、2026年度からブロッコリーが追加されることが発表されました。

これは1974年のバレイショ以来、半世紀ぶりの追加となります。

初の特定野菜からの格上げ

もともとブロッコリーは、指定野菜に準じる「特定野菜」35品目のひとつでした。特定野菜から指定野菜への格上げは、初めてのことだそうです。
農林水産省によると、ブロッコリーの2021年産の出荷量は、15万5000トンで、1991年産の生産量と比べると、2倍に増加しています。

ブロッコリー生産量日本1位の北海道

涼しい気候を好むブロッコリーは、夏場は北海道、秋から冬にかけては、埼玉県や愛知県などで栽培されています。

ブロッコリーの生産量をみると、全国1位は北海道(構成比16.4%)で、次いで愛知県(構成比11.4%)、埼玉県(構成比10.8%)となっています。

甘み・旨みが濃い北海道産ブロッコリー

北海道産のブロッコリーは、花蕾が密でしっかり詰まっており、歯触りのよさと、甘み・旨みの濃さが特徴です。
えぐみやクセが少ないので、小さな子どもでも好んで食べることが多いですと言われています。

また、何も味付けをしなくても、ほのかな塩味を感じられるのは、ミネラル分が強い証拠だそうです。

ブロッコリーの栄養素

ブロッコリーとキャベツは兄弟⁉

ブロッコリーは、栄養価が非常に高く、さまざまな健康効果を持つ野菜です。

そもそも、ブロッコリーはどこで生まれた野菜なのでしょう?

ブロッコリーは、ヨーロッパとアフリカ大陸の間の地中海周辺で生まれた野菜と言われています。

ブロッコリーの葉は、キャベツと似ているのは知っていますか?それもそのはず、ブロッコリーもキャベツも、元は「ケール」という野菜から分かれてできた作物なんですって。青汁にも含まれているケールが元となれば、栄養価が高いのも納得ですよね。

ブロッコリーに含まれる主な栄養素と健康効果は以下の通りです。

カリウム

血圧を抑え、むくみ解消に効果のある栄養素です。体内の余分なナトリウム(塩分)や水分を排出する働きがあります。

ビタミンC

免疫システムを強化し、抗酸化作用が期待できます。皮膚や歯茎の健康を維持します。メラニン色素の生成を抑える効果にも期待ができるので、日焼けやシミ予防にも役立ちます。

ビタミンK

正常な血液凝固をサポートし、骨の健康を強化する働きがあります。骨祖しょう症の予防にも効果的です。

葉酸

細胞の成長と修復に重要な栄養素です。特に妊娠中の女性にとって重要な栄養素だと言われています。

食物繊維

消化を助け、便通を改善し、腸内環境を整える効果に期待ができます。

栄養を逃さない、ブロッコリーの調理のコツ

冷蔵庫で保存し、調理は新鮮なうちに

収穫後のブロッコリーは、少しずつ栄養が低下します。特にビタミンCは、収穫から3日で、半分ほどまで栄養成分が失われてしまうので、なるべく早く調理しましょう。

調理前は必ず冷蔵庫で保存しましょう。その際、花つぼみを上にして、立てた状態で保存するのがおすすめです。

大きめにカットしてビタミンCの減少を防ぐ

ブロッコリーに含まれるビタミンCは、水や空気に触れると減少してしまいます。なるべく大きめにカットするのがおすすめです。

また茎は、皮を厚めに切って茹でれば、花の部分と同じように食べられます。サクッとした歯触りでおいしいですよ。

ブロッコリーの茹で方

  1. 大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を小さじ1杯入れます。
  2. カットした茎を最初に入れ、その後つぼみを入れます。
  3. カットした大きさに合わせて2~3分ほど茹でます。
  4. ザルにあけて水を切り、自然に冷まします。

※せっかくの栄養成分を逃さぬよう、茹で過ぎに注意しましょう。

※ザルに移したブロッコリーを水につけてしまうと、栄養成分が逃げてしまいます。必ず常温で冷ましましょう。

茹でた後の保存方法

茹でたブロッコリーを冷蔵庫で保存する際は、3日以内に使い切りましょう。

冷凍保存する場合は、しっかり水気を切り、小分けにして冷凍保存します。約1ヵ月保存可能です。

さまざまな料理に使えるブロッコリー

ブロッコリーは、サラダはもちろん、スープやパスタなど、さまざまな料理に使える食材です。

塩ゆですれば、ドレッシングなしでもおいしく食べられるので、お弁当のおかずとしてもおすすめ。お肉との相性が良いのも魅力ですよね。
摂取量は、一日、100グラム(7房)を目安に食べると良いそうです。

新鮮でおいしい北海道産ブロッコリーをお待ちください

以上このコラムでは、指定野菜に追加されたブロッコリーの栄養や調理方法について紹介しました。

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