2025年10月17日米・麺・穀類ブログ

幻の在来種「ぼたんそば」：北海道・羊蹄山の十割そばを通販で味わう贅沢

北海道の大地が育てた“幻のそば”

香りが強く、甘みのある風味が特徴の北海道在来品種「ぼたんそば」。
石臼挽きによる香ばしい味わいは蕎麦通を唸らせ、十割そばでもなめらかな喉ごしを誇ります。
その希少性から「幻のそば」と呼ばれ、今も限られた地域でしか栽培されていません。
ここでは、食べレア北海道で購入できるおすすめの5商品を厳選してご紹介します。

ぼたんそばとは？大正時代から続く北海道の在来種

ぼたんそばは、北海道農業試験場で大正末期に育成された伝統品種です。
香りが強く、甘みを伴った豊かな風味が特徴。昭和初期には主力品種として広く栽培されていましたが、
背が高く倒れやすく、収穫量が安定しないことから次第に姿を消し、“幻のそば”と呼ばれるようになりました。

香りと甘み、そしてそば湯の濃さが格別

ぼたんそば最大の魅力は、他品種にはない香りの深さ。
口に含むと、香ばしさと甘みがゆっくりと広がります。
石臼挽き製法でゆっくりと粉をひくことで、熱を加えず香り成分をそのまま残すため、
そば粉本来の旨みをしっかりと感じられます。
また、十割そばにしても食感がしっかりしており、そば湯もとろみがあり濃厚。
最後の一口まで、そばの風味を楽しめます。

ぼたんそばの栄養と健康効果

ぼたんそばにはポリフェノールの一種「ルチン」が多く含まれており、
血管を丈夫にして高血圧を防ぐ効果があるとされています。
また、食物繊維やミネラルも豊富で、腸内環境を整える効果も期待できます。
香りや味だけでなく、健康面でも注目されている蕎麦です。

北海道各地で受け継がれるぼたんそばの栽培

新得町・浦臼町・倶知安町（羊蹄山麓）など、北海道の限られた地域で栽培が続けられています。
なかでも羊蹄山周辺は、清らかな湧水と昼夜の寒暖差が大きく、そばの香りと甘みを一層引き立てる土地。
こうした自然環境と職人の手間が、ぼたんそばの上質な味を生み出しています。

羊蹄山ブランドのぼたんそばが特別な理由

倶知安町の「農家のそばや羊蹄山」では、自家栽培のぼたんそばを石臼で製粉し、
添加物・つなぎ粉・塩を一切使わずに十割そばを打っています。
そば粉100%の力強い香りと、羊蹄山の湧水が織りなすまろやかさが特徴です。
その味を自宅で味わえるのが、通販サイト「食べレア北海道」で販売される羊蹄山シリーズです。