北海道・鶴居村のエゾシカ肉をお取り寄せ:未楽来工房の鹿肉がおいしい理由とおすすめ6商品
「ジビエは臭みが強そう」「鹿肉は硬そう」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、鹿肉の味わいや食感は、個体の状態だけでなく、捕獲後の処理や衛生管理、熟成、調理方法によっても大きく変わります。
今回ご紹介するのは、北海道東部・鶴居村にある株式会社未楽来工房(みらくるこうぼう)のエゾシカ肉です。未楽来工房では、鶴居村内で捕獲されたエゾシカを短時間で処理し、衛生管理された施設で精肉・熟成しています。また、北海道の「エゾシカ肉処理施設認証」を受けている事業者でもあります。北海道のお取り寄せグルメを扱う「食べレア北海道」では、ロースやヒレなどのブロック肉から、家庭で調理しやすい鹿カルビ、鹿ジンギスカンまでラインナップ。
「エゾシカ肉を食べてみたいけれど、何を選べばいいかわからない」という方にもおすすめしたい、北海道ならではのジビエです。
釧路湿原と酪農の村・鶴居村で育つエゾシカ
未楽来工房がある北海道・鶴居村は、釧路湿原国立公園を有する自然豊かな地域です。村名の由来にもなっている特別天然記念物のタンチョウで知られる一方、酪農を基幹産業とする「酪農の村」でもあります。鶴居村では良質な生乳の生産が行われ、乳製品も地域を代表する特産品となっています。そんな鶴居村には広い牧草地が広がり、地域に牧草やデントコーンなどが豊富にあることも、鶴居村のエゾシカを取り巻く環境の特徴です。

もちろん、エゾシカは野生動物なので、何を食べるかは季節や個体、生息場所によって異なります。「牧草だけを食べて育つ」と断定することはできませんが、釧路湿原の自然と酪農地帯が隣り合う鶴居村ならではの環境は、この地域のエゾシカを語るうえで欠かせない背景といえるでしょう。
未楽来工房のこだわり① 捕獲後30分以内を目安に素早く処理
ジビエの品質を考えるうえで重要なのが、捕獲後の処理です。未楽来工房では、鶴居村内で捕獲したエゾシカを30分以内に解体処理することを掲げています。雌鹿を中心に扱い、雄鹿の場合は2歳までの若い個体にこだわっています。
野生鳥獣肉は、家畜のように飼養環境や健康状態が管理されているわけではありません。だからこそ、捕獲後に適切な施設へ搬入し、衛生的に処理することが重要です。「新鮮だから安全」ということではなく、適切な処理と衛生管理が行われているかどうかが、ジビエを選ぶ際の大切なポイントになります。

未楽来工房のこだわり② 北海道の「エゾシカ肉処理施設認証」を取得
未楽来工房は、北海道の「エゾシカ肉処理施設認証制度」の認証施設です。北海道では、エゾシカ肉を適切に流通させるため、衛生処理マニュアルの遵守やHACCPに沿った衛生管理、製品のトレーサビリティ、定められたカット方法などを基準とした認証制度を設けています。ジビエは「捕れた場所」だけではなく、どこで、どのように処理された肉なのかも重要です。通販でエゾシカ肉を購入するときは、こうした処理施設や衛生管理について確認してみるのもよいでしょう。
未楽来工房のこだわり③ 時間をかけて行う独自の熟成

未楽来工房のエゾシカ肉は、捕獲後すぐに冷凍して出荷されるわけではありません。短時間で処理・解体した後、1~2週間ほど冷蔵庫で寝かせ、その後ブロックに切り分けて、電気を利用した熟成庫で約1カ月熟成しています。この熟成庫については、北見工業大学の協力を得て実証したものです。肉は時間の経過とともに酵素の働きなどによって変化していきます。ただ新鮮さだけを追求するのではなく、適切に管理しながら熟成させることで、エゾシカ特有の赤身の味わいを引き出すことを目指しているのが未楽来工房の特徴です。
エゾシカ肉は高たんぱく。鉄やビタミンB12も含む赤身肉
エゾシカ肉は、栄養面でも注目したい食材です。文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、エゾシカの赤肉・生100gあたりには、エネルギー126kcal、たんぱく質22.6g、脂質5.2g、鉄3.4mg、亜鉛2.8mg、ビタミンB121.3μgが含まれています。部位や個体によって数値は異なりますが、たんぱく質をしっかり摂れる赤身肉であり、鉄や亜鉛、ビタミンB12なども含んでいることがわかります。

食べレア北海道でお取り寄せできる未楽来工房のエゾシカ肉6選
食べレア北海道では、未楽来工房の鶴居村産エゾシカ肉を複数取り扱っています。2026年8月現在、確認できる主な商品は次の6種類です。
1.エゾ鹿肉 ロースブロック400g
まずエゾシカ肉そのものを味わってみたい方におすすめなのが、ロースブロックです。きめの細かな赤身の味わいを楽しみやすく、厚めに切って焼いたり、ロースト料理にしたりと、ブロック肉ならではの楽しみ方ができます。塩・こしょうを基本に、山わさびや醤油ベースのソースなど、シンプルな味付けで鹿肉の風味を楽しむのもおすすめです。
2.エゾ鹿肉 肩ロースブロック400g
ロースよりも肉らしい食感を楽しみたい方には、肩ロースがおすすめ。食べレア北海道では、薄くスライスして焼肉にしたり、厚めに切って焼いたり、鹿カツにしたりする食べ方が紹介されています。「ジビエらしい赤身肉の存在感を楽しみたい」という方に向いた部位です。
3.エゾ鹿肉 モモブロック400g
料理への使いやすさで選ぶならモモブロック。食べレア北海道で販売されている商品は、モモの内側にある筋の少ない部位を使用しており、ステーキ、ロースト、焼肉など幅広い料理に使えると紹介されています。薄切りにして野菜と炒めたり、カツにしたりと、普段の肉料理の延長で楽しみやすいのも魅力です。
4.エゾ鹿肉 ヒレブロック300g
やわらかさを重視するならヒレ。食べレア北海道の商品ページでは、鹿肉の中でも特にやわらかい部位として紹介されており、1頭から取れる量も限られています。ステーキはもちろん、ヒレカツにもおすすめ。北海道らしく山わさびを合わせる食べ方も紹介されています。特別な日の料理や、エゾシカ肉をじっくり味わってみたい方にも選びやすい部位です。
5.エゾ鹿肉 鹿カルビ400g
「鹿肉を調理するのは少しハードルが高い」という方には、味付きの商品もあります。鹿カルビは、ロース(バラ付き)を特製カルビダレに漬け込んだ商品です。フライパンで野菜と一緒に焼けば、ご飯のおかずにもぴったり。炭火で焼く場合は、タレから取り出して焼く食べ方が紹介されています。ジビエ初心者でも普段の焼肉感覚で楽しみやすい一品です。
6.エゾ鹿肉 鹿ジンギスカン400g
北海道らしい食べ方を楽しみたいなら鹿ジンギスカン。モモ肉の「シンタマ」を使用し、ジンギスカンのタレに漬け込んでいます。フライパンでキャベツやもやし、玉ねぎなどの野菜と一緒に焼くほか、最後にうどんを加えてタレを絡ませても楽しめます。「まずは気軽にエゾシカ肉を食べてみたい」という方には、鹿カルビと並んで試しやすい商品です。
エゾシカ肉を自宅でおいしく食べるコツ
エゾシカ肉は脂質が多い肉ではないため、加熱しすぎると水分が抜け、硬さを感じやすくなります。一方で、ジビエは生やレアで食べてはいけません。厚生労働省は、シカやイノシシなどの野生鳥獣肉について、E型肝炎ウイルスや病原性大腸菌、寄生虫などを保有している可能性があるため、中心部まで十分に加熱するよう呼びかけています。目安は中心温度75℃で1分間以上、またはこれと同等以上の加熱です。
冷蔵庫でゆっくり解凍する
冷凍されたエゾシカ肉は、冷蔵庫へ移してゆっくり解凍するのがおすすめです。常温に長時間置いて解凍するのではなく、低温を保ちながら解凍しましょう。
強火だけで一気に焼かない
ブロック肉は表面に焼き色を付けた後、火加減を調整しながら中心まで加熱します。厚みのある肉は中心温度計を使用すると、より確実です。
生肉用と食事用の箸・トングを分ける
生の鹿肉を触った箸やトングを、そのまま食事用として使用しないことも重要です。まな板や包丁も使用後によく洗浄・消毒し、ほかの食品への二次汚染を防ぎましょう。
エゾシカを「北海道の食材」としていただくということ
北海道では、エゾシカの増加に伴う農林業被害や交通事故などへの対策が続けられています。一方、捕獲したエゾシカを単に処分するのではなく、適切に処理してジビエとして活用する取り組みも広がっています。農林水産省でも、シカやイノシシなどの捕獲を進めるとともに、地域資源としてのジビエ利用を推進しています。未楽来工房が行っているのも、鶴居村で捕獲されたエゾシカを衛生的に処理し、食材として届ける取り組みです。北海道で捕獲されたエゾシカを、適切に処理し、地域の食資源として活用するという背景を知ったうえで味わうことに、この商品のもうひとつの価値があります。

初めてのエゾシカ肉なら、鶴居村・未楽来工房から
エゾシカ肉のおいしさは、単に「北海道産だから」だけで決まるものではありません。どこで捕獲されたのか。捕獲後、どれだけ早く処理されたのか。どのような施設で衛生管理され、どのように精肉・熟成されたのか。
未楽来工房では、鶴居村内で捕獲したエゾシカを短時間で処理し、北海道の認証を受けた施設で精肉・熟成しています。食べレア北海道では、ロース、肩ロース、モモ、ヒレ、鹿カルビ、鹿ジンギスカンと、好みや料理に合わせて選べるのも魅力です。
本格的な鹿肉料理を楽しむならロースやヒレ。普段の料理に取り入れるならモモや肩ロース。初めてエゾシカ肉を食べるなら、味付きの鹿カルビや鹿ジンギスカン。北海道・鶴居村の自然と、未楽来工房の丁寧な仕事から生まれるエゾシカ肉を、ぜひ自宅の食卓で味わってみてはいかがでしょうか。
エゾシカ肉についてのよくある質問
Q.エゾシカ肉は臭みがありますか?
エゾシカ肉の風味は、個体や季節、捕獲後の処理などによって異なります。未楽来工房では捕獲後30分以内の処理と熟成を行い、食べやすい肉質に仕上げることにこだわっています。
Q.初めて食べるならどの商品がおすすめですか?
普段の焼肉感覚で食べやすい「鹿カルビ」や、北海道らしい「鹿ジンギスカン」がおすすめです。本来の赤身の味を楽しみたいなら、ロースやヒレも向いています。
Q.鹿肉はレアで食べても大丈夫ですか?
おすすめできません。シカなどのジビエは中心部まで十分に加熱し、中心温度75℃で1分間以上、または同等以上の加熱を行ってください。
Q.エゾシカ肉はどんな料理に使えますか?
ステーキ、ロースト、焼肉、カツ、炒め物など幅広く使えます。味付きの鹿カルビや鹿ジンギスカンなら、野菜と一緒にフライパンで焼くだけでも楽しめます。
参考資料
北海道「エゾシカ肉処理施設認証制度」
北海道「認証施設を有する事業者」
鶴居村公式サイト
文部科学省「日本食品標準成分表・エゾシカ赤肉」
厚生労働省「ジビエ(野生鳥獣の肉)の衛生管理」
食べレア北海道「北海道の鹿肉(エゾシカ)通販」











