北海道・岩見沢の「宝きじ」とは?キジ肉の味・特徴・食べ方、ここいろの飼育とお取り寄せを紹介

北海道・岩見沢の「宝きじ」とは?キジ肉の味・特徴・食べ方、ここいろの飼育とお取り寄せを紹介

北海道岩見沢市で育てられているブランドキジ肉「宝きじ」をご存じでしょうか。キジ肉は、鶏肉とはひと味違うしっかりとした旨味と適度な歯ごたえを楽しめる食材です。なかでも「宝きじ」は、岩見沢市にある指定多機能型事業所「ここいろ」が飼育や精肉加工などに取り組む、地域に根ざしたブランドキジ肉です。ここいろでは岩見沢特産のキジの飼育を生産活動の一つとして行い、施設内では精肉加工や加工品の販売にも携わっています。「キジ肉はどんな味?」「鶏肉と何が違う?」「家庭ではどう食べればいい?」と気になっている方も多いはず。

この記事では、北海道・岩見沢とキジの歴史から、「宝きじ」の特徴、ここいろの取り組み、おすすめの食べ方、食べレア北海道でお取り寄せできる商品まで紹介します。

 

キジ肉とは?味や特徴を知ろう

キジはキジ科の鳥で、日本では古くから食材としても知られてきました。現在は一般家庭で日常的に食べる機会こそ多くありませんが、鍋や焼き物、そばなど、さまざまな料理に使われています。キジ肉の特徴は、適度な噛み応えがありながら歯切れがよく、肉そのものの旨味を感じやすいこと。食べレア北海道でも、宝きじについて「脂の上品な甘味」と「深くて濃い味わい」が特徴として紹介されています。鶏肉と同じように、焼肉、唐揚げ、カツ、鍋など幅広い料理に使えるのも魅力です。

栄養面について参考になるのが、文部科学省の食品成分データベースです。「きじ・肉・皮なし・生」は100g当たり、たんぱく質23.0g、脂質1.1g、101kcalと掲載されています。キジ肉は、たんぱく質を摂りながら脂質を控えたいときにも取り入れやすい食材といえるでしょう。

「宝きじ」はジビエ?飼育されたブランドキジ肉

キジ肉は「ジビエ」と紹介されることもありますが、厳密には少し注意が必要です。農林水産省や厚生労働省では、ジビエを食用となる「野生鳥獣」またはその肉と説明しています。一方、「宝きじ」はここいろで飼育されているキジです。なので「岩見沢で飼育・生産されるブランドキジ肉」というのが正解です。「野性味の強い肉は食べにくそう」というイメージを持っている人にも、キジ肉という食材そのものを知る入口としておすすめしたい食材です。

北海道・岩見沢とコウライキジの歴史

「宝きじ」の背景を知るうえで欠かせないのが、岩見沢とキジとの関わりです。北海道では昭和初期からコウライキジの放鳥が行われました。北海道の資料によると、本格的な放鳥は1930年代以降に始まり、狩猟対象などを目的として北海道各地へ導入されました。現在も北海道西部を中心に分布しています。

岩見沢でも昭和初期、狩猟や害獣駆除などを目的にコウライキジが放鳥されたとされています。かつて野生化したキジが多く見られたことから、「雉ヶ森」や「雉橋」など、キジに由来する地名も残されています。その後、岩見沢ではキジを地域の特産品として生産する動きが続いてきました。一時は生産継続が難しくなった時期もありましたが、その取り組みを引き継いだのが、現在の「ここいろ」です。

岩見沢の「ここいろ」が育てるブランドキジ肉「宝きじ」

「宝きじ」を手がけるのは、社会福祉法人 岩見沢清丘園が運営する指定多機能型事業所「ここいろ」です。ここいろでは、就労継続支援B型事業と生活介護事業を行っており、その生産活動の一つが岩見沢特産のキジの生産です。キジへの給餌や給水、キジ舎の清掃だけでなく、キジ肉の一次加工、精肉加工、加工品の包装・販売などにも取り組んでいます。

ここいろでは、キジを「孵化から成鳥になるまで」育てており、飼育だけで終わるのではなく、その先の加工や商品化にも携わっていることが、ここいろのキジ生産の大きな特徴です。「宝きじ」という名前には、キジを「大切な食材」として育てる想いが込められており、商標登録もされています。

宝きじのおいしさを支える岩見沢の環境と飼料

宝きじの特徴を語るうえで注目したいのが、岩見沢ならではの飼育環境です。岩見沢は雪の多い地域として知られ、ここいろのキジも寒さの厳しい環境の中で育てられています。こうした環境で育ったキジは、身が締まり、脂の甘みを楽しめるのです。

さらに、飼料にも地域の素材が使われています。岩見沢産の飼料米やぬかを独自にブレンドして使用。地域の農産物を活用しながら、岩見沢ならではのブランドづくりが進められています。「北海道産」というだけでなく、岩見沢の気候・農産物・地域の人々が一緒になって育てていることが、「宝きじ」の個性につながっています。

キジ肉のおいしい食べ方は?焼く・揚げる・鍋まで幅広く楽しめる

初めてキジ肉を購入すると、「どう調理すればいいの?」と迷うかもしれません。基本的には、鶏肉に近い感覚でさまざまな料理に使えます。胸肉やささみは、素材そのものの味を楽しめるソテーやカツ、唐揚げなどに。もも肉や歯ごたえのある部位は、焼肉や鍋料理に向いています。複数の部位を組み合わせて串焼きにすれば、それぞれの食感の違いを食べ比べる楽しみもあります。

宝きじは加熱しすぎると硬くなるため注意が必要。強火で長時間加熱するより、肉の状態を確認しながら火を入れるのがおすすめです。また、キジは肉だけでなく、ガラから取る出汁を鍋や麺料理に使う食文化もあります。地元ではキジ料理が地域の味として親しまれてきており、キジ肉を使ったそばなども提供されてきました。

初めてなら加工品もおすすめ。「宝きじ」のハンバーグや餃子

「キジ肉には興味があるけれど、精肉を調理するのは少しハードルが高い」という人には、加工品から試す方法もあります。ここいろの商品として「宝きじの手ごねはんばーぐ」や「宝きじのぎょうざ」のほか、ささみ、複数の部位が入った「宝きじづくし9種」、好みの部位を選べる食べ比べセットなども製造しています。※商品構成や在庫状況は時期によって変わる場合があります。

「宝きじの手ごねはんばーぐ」は粗びきのキジ挽肉を使った商品で、玉ねぎや味付けと組み合わせることで、キジ肉を初めて食べる人にも取り入れやすい仕立てになっています。精肉からじっくり味わうのはもちろん、まずはハンバーグや餃子から「キジ肉ってこんな味なんだ」と体験してみるのもおすすめです。

「宝きじ」は食べレア北海道でお取り寄せできる

岩見沢まで足を運ぶのが難しい人でも、「宝きじ」は北海道のお取り寄せ通販サイト「食べレア北海道」から注文できます。食べレア北海道では、北海道で製造された商品を取り扱い、北海道在住のバイヤーが生産者を取材しながら、産地、歴史、希少性、原料、製造法、飼育方法といった商品の背景も紹介しています。

宝きじについても、単に「珍しいキジ肉」として販売するのではなく、岩見沢とキジの歴史、ここいろでの飼育、地域の飼料を使った取り組みなどを商品ページで知ることができます。現在は、ささみのように料理へ取り入れやすい部位から、9種類の部位を楽しめるセット、ハンバーグ、餃子まで商品が展開されています。初めてキジ肉を食べる人はもちろん、いつもとは違う北海道グルメを探している人にも選択肢があります。

宝きじについてよくある質問

宝きじはどんな味ですか?

適度な歯ごたえと歯切れの良さがあり、肉の旨味をしっかり感じられるのが特徴です。食べレア北海道では、脂に上品な甘みがあり、深く濃い味わいと紹介されています。

キジ肉はクセや臭みがありますか?

キジ肉という名前から野性味の強い味を想像するかもしれませんが、宝きじの商品紹介では「臭みがなく」、歯切れのよい食感が特徴とされています。感じ方には個人差があるため、「まったくクセがない」と断定するよりも、初めてでも比較的試しやすい鳥肉として捉えるのがおすすめです。

宝きじはジビエですか?

農林水産省や厚生労働省では、ジビエを食用となる野生鳥獣やその肉と定義しています。宝きじはここいろで飼育されているため、厳密には野生鳥獣肉としてのジビエとは区別する方が正確です。

キジ肉は家庭でも調理できますか?

できます。焼肉、唐揚げ、カツ、鍋など、鶏肉と似た調理方法で楽しめます。ただし、加熱しすぎると硬くなりやすいため、火を入れすぎないことがポイントです。

宝きじはどこで買えますか?

岩見沢市のここいろが運営する「きじ製品専門店きじまるくん」で販売されているほか、食べレア北海道からもお取り寄せできます。

岩見沢の食文化と人の手が育てる「宝きじ」

北海道岩見沢市で育てられる「宝きじ」。その魅力は、単に珍しい鳥肉であることだけではありません。昭和初期から続く岩見沢とキジの歴史があり、その地域の食文化を受け継ぎながら、現在は多機能型事業所「ここいろ」の利用者やスタッフが飼育・加工・販売に携わっています。

岩見沢産の飼料米やぬかを取り入れた飼育、しっかりとした旨味を楽しめる肉質、そして精肉からハンバーグ、餃子まで選べる商品の幅広さも「宝きじ」の魅力です。普段の食卓ではなかなか出会えない北海道の食材を味わってみたいときや、少し特別な肉料理を楽しみたいときに。北海道・岩見沢で受け継がれてきたキジ文化とともに、「宝きじ」の味わいを食卓で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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