2025年11月4日肉類ブログ

北海道産エゾシカで作る極上ローストヴェニソン：ローストビーフを超える大人のごちそう

野趣と上品さを一皿に。エゾシカ肉で迎える特別なクリスマス

ローストビーフは誰もが知る定番の肉料理。けれど「ローストヴェニソン（Roast Venison）」という言葉には、思わず耳を傾けたくなる特別感があります。
ヴェニソンとは“鹿肉”のこと。つまりローストヴェニソンは、鹿のブロック肉をじっくり焼き上げるローストビーフのジビエ版です。

北海道の大自然で育ったエゾシカ肉は、脂控えめでヘルシー。それでいて、噛むほどに旨味が広がる上質な赤身。
その味わいは、まさに“大人のごちそう”。クリスマスや年末の食卓を、ひときわ特別な時間に変えてくれます。

「ジビエはクセがあるのでは？」と思う方も多いかもしれません。
しかし、北海道産のエゾシカ肉は、専門の処理施設で厳格な衛生管理と熟成処理を施しており、臭みがほとんどありません。
その仕上がりは、まるで上質な赤身牛肉のようにしっとりと柔らか。

さらに、エゾシカ肉は高たんぱく・低脂肪・鉄分豊富。
栄養バランスに優れ、健康志向の方にもおすすめの天然食材です。
自然が育んだ“北海道ジビエ”の滋味を、安心して家庭で楽しめるのは、この地の恵みならではです。

調理法はローストビーフとほぼ同じ。
ポイントは「低温でじっくり火を通す」こと。オーブンがなくても、炊飯器の“保温モード”で簡単に仕上がります。

1.血抜き・臭み取り：
解凍後、キッチンペーパーで水分を拭き取る。気になる場合は赤ワインまたは牛乳に1〜2時間漬けて風味を柔らかく。

2.マリネ液（味付け）：
・赤ワイン：100ml
・醤油：大さじ2
・オリーブオイル：大さじ1
・おろしニンニク・ローズマリー・黒こしょう：少々
冷蔵庫で半日ほど漬けると、驚くほどしっとり仕上がります。

1.フライパンで表面を強火で焼き、香ばしい焼き目をつける。

2.アルミホイルで包み、オーブン（120℃）で30〜40分焼くか、炊飯器の保温モードで約1時間半～2時間。

3.中心温度が55〜58℃（ミディアムレア）になればOK。20〜30分休ませて肉汁を落ち着かせましょう。

断面が美しいロゼ色になっていれば大成功。
ソースは「赤ワイン＋バター＋醤油＋はちみつ少々」や「おろし玉ねぎ＋ポン酢＋黒こしょう」もよく合います。

焼くことで生まれる「メイラード反応」は、アミノ酸と糖が反応して生まれる香ばしさと深いコクの源。
この反応により、外は香ばしく、中はしっとりとした理想的なバランスになります。
エゾシカ肉はこの反応と抜群の相性を誇り、上品で奥深い味わいを生み出します。

また、欧米ではローストヴェニソンは祝宴の象徴。
家族が集うサンデーロースト（Sunday Roast）やクリスマスディナーでは、肉の塊を焼き上げることが“幸福の象徴”とされています。
北海道の豊かな大地で育ったエゾシカ肉を使えば、そんな文化を家庭で再現できるのです。

自然が育てた滋味と上品な旨味を家庭で堪能できるローストヴェニソン。
今年のクリスマスやお祝いの食卓に、北海道産エゾシカ肉で心も温まるディナーを。

🎄 今なら「食べレア北海道」でお取り寄せ可能！
→ エゾシカ肉の商品ページを見る

部位ごとに個性があるため、食べ比べセットとして楽しむのもおすすめです。

Q1. 鹿肉は臭みが強いイメージがありますが大丈夫ですか？
A. 北海道産エゾシカ肉は、捕獲から加工まで温度管理を徹底しており、臭みがほとんどありません。マリネや赤ワインソースを合わせると、より上品な香りに仕上がります。

Q2. 火を通しすぎると硬くなりませんか？
A. はい。エゾシカ肉は脂が少ないため、**中心温度55〜58℃**を目安に加熱し、必ず20分ほど休ませてください。これでしっとりとした食感になります。

Q3. 冷めても美味しく食べられますか？
A. はい。冷めてもパサつきにくく、旨味が凝縮されるため、サンドイッチや前菜にもぴったりです。

Q4. 初めて挑戦するならどの部位がおすすめですか？
A. しっとり柔らかく扱いやすいモモブロックが定番の人気。より贅沢な味を求める方はヒレブロックがおすすめです。

食べレアスタッフ　成田食べレア北海道　ライター

長年新聞社にて編集記者として勤務し、ニュースや街の話題などを現場で取材。記者時代には国際的なチーズイベントの企画・誘致を行う。その後十勝の観光施設の支配人として、国内・インバウンドのツアー誘致のためチーズ作り体験を企画実施するなど、観光・グルメへの興味、知識、こだわりは強い。