【成型肉ではない】北海道・トヨニシファームのサイコロステーキ:豊西牛・帯広牛の違いとおいしい焼き方

【成型肉ではない】北海道・トヨニシファームのサイコロステーキ:豊西牛・帯広牛の違いとおいしい焼き方

「サイコロステーキ」と聞くと、どんなお肉を思い浮かべますか?一口サイズで食べやすく、フライパンで手軽に焼けるサイコロステーキは、普段の夕食からおつまみ、BBQまで活躍する便利なメニューです。一方で、サイコロステーキには、牛肉をそのまま角切りにしたタイプと、複数の肉などを結着して形を整えた「成型肉」と呼ばれるタイプがあります。消費者庁では、成形肉について、「生肉や脂身などに酵素添加物や植物たん白などを加え、人工的に結着して形を整えたもの」と説明しています。一方、食肉を単純にサイコロ状にカットしたものは、これとは区別されています。

北海道・十勝の「トヨニシファーム」が販売しているのが、成型肉ではなく、牛肉そのものを一口サイズにカットしたサイコロステーキです。しかも、赤身のおいしさを楽しめる「豊西牛」と、赤身と脂のバランスが魅力の「帯広牛」という、味わいの異なる2つのブランド牛のセット商品です。「普段のステーキは少しハードルが高いけれど、おいしい北海道産牛を気軽に楽しみたい」。そんなときに知ってほしい、トヨニシファームのサイコロステーキの魅力をご紹介します。

サイコロステーキ=成型肉ではない?まず知っておきたい違い

「サイコロステーキ」と聞くと、成型肉をイメージする方もいるかもしれません。しかし、サイコロステーキという名称だけで、すべてが成型肉というわけではありません。大きく分けると、「牛肉などをそのまま一口サイズにカットしたもの」「肉などを結着して四角い形に整えた成型肉」があります。トヨニシファームのサイコロステーキはステーキの部位を四角くカットしたお肉で、成型肉ではありません。その理由は、ステーキ肉を商品化するときに生まれる「端の部分」にあります。

トヨニシファームのサイコロステーキがお買い得な理由

サーロインやヒレ、厚切りリブロースなどをステーキ用として整形すると、形や大きさの都合で一枚のステーキとしては使いにくい部分が生まれます。トヨニシファームでは、そうした部分をまとめ、一口サイズにカットしてサイコロステーキとして商品化しています。サーロイン、ヒレ、厚切りリブロースなどを切り出した際に出る部分を活用しています。つまり、形は不揃いでも、もともとはステーキなどに使われる牛肉だということです。

部位が一定ではないからこそ、一口ごとに肉質や脂の入り方が少しずつ違うのも、この商品の楽しみ方のひとつです。大きなステーキを一枚焼くよりも扱いやすく、フライパンで焼くだけで食卓の主役になる。「ステーキの満足感」と「普段使いしやすい手軽さ」を両立していることが、トヨニシファームのサイコロステーキの魅力です。

豊西牛と帯広牛、サイコロステーキならどちらを選ぶ?

トヨニシファームでは、味わいの異なる「豊西牛」と「帯広牛」を育てています。簡単に分けるなら赤身を楽しみたいなら豊西牛、赤身と脂のバランスを楽しみたいなら帯広牛。と考えると選びやすいでしょう。

豊西牛:赤身の旨味をしっかり味わいたい人に

「豊西牛」は、トヨニシファームが育てる乳用種の雄牛を使用したブランド牛です。脂身が比較的少なく、牛肉本来の味わいを楽しめる赤身肉です。

豊西牛の特徴

豊西牛の魅力は、なんといっても赤身の味わい。霜降りの多い牛肉とは方向性が異なり、肉そのものの旨味や食感を楽しみやすいタイプです。トヨニシファームでは、粗飼料に自社農場で育てたデントコーンや麦わらを使用するほか、飼育段階に合わせた独自配合の飼料を与えるなど、飼料づくりにも取り組んでいます。

豊西牛がおすすめなのはこんな人

脂の多い牛肉より赤身が好き、牛肉らしい旨味をしっかり味わいたい、塩・こしょうやわさび醤油など、シンプルな味付けで食べたい、普段の夕食やお酒のおつまみに使いたい、噛むほどに広がる赤身の味を楽しみたい、などという方には、豊西牛がおすすめです。

帯広牛:赤身とほどよい脂のバランスを楽しみたい人に

「帯広牛 BLENDED BEEF」は、トヨニシファームが育てる交雑種(F1)のブランド牛です。トヨニシファームでは2016年から交雑種の飼育を始め、2021年に「帯広牛」としてブランド化しています。黒毛和種とホルスタイン種を掛け合わせた交雑種です。

帯広牛の特徴

帯広牛サイコロステーキの特徴は、赤身の旨味と脂の甘みのバランスです。サシの入った肉の旨味と脂の甘みの両方を楽しめる商品です。豊西牛よりも脂のコクを感じやすいため、「ステーキらしいジューシーさも楽しみたい」という方にはこちらがおすすめです。

帯広牛がおすすめなのはこんな人

赤身だけでなく脂の旨味も楽しみたい、やわらかな肉質が好み、ステーキソースやガーリックソースと合わせたい、週末の夕食やBBQなど、少し特別感のある食卓に使いたい、赤身と脂、どちらか一方ではなく、両方をバランスよく味わいたい、などという方に向いています。

「赤身派=豊西牛」「ジューシー派=帯広牛」と覚えておくと選びやすいでしょう。食べ比べて、自分好みのサイコロステーキを探してみるのもおすすめです。

サイコロステーキをおいしく焼く3つのコツ

せっかくの牛肉なら、できるだけおいしく焼きたいところ。難しいテクニックは必要ありません。ポイントは、「しっかり解凍」「水分を拭く」「一度に入れすぎない」の3つです。

1.冷蔵庫でゆっくり解凍する

冷凍されたサイコロステーキは、冷蔵庫に移して解凍するのがおすすめです。急激に温度を上げるよりも扱いやすく、解凍後に出た水分はキッチンペーパーで軽く拭き取ります。表面に水分が多く残っていると、焼くというより蒸したような状態になり、香ばしい焼き色が付きにくくなります。

2.フライパンを温めてから肉を入れる

フライパンをしっかり温め、必要に応じて少量の油または牛脂を入れます。塩・こしょうをした肉を並べたら、すぐに何度も動かさず、まずは一面に焼き色を付けます。焼き色が付いたら転がしながら、ほかの面も焼いていきましょう。一度に大量のお肉を入れるとフライパンの温度が下がりやすいため、量が多い場合は数回に分けて焼くのがおすすめです。

3.焼きすぎには注意しつつ、十分に加熱する

サイコロステーキは小さいため、大きなステーキより短時間で火が通ります。表面に香ばしい焼き色を付けたら、火加減を調整しながら中心まで加熱します。食肉には食中毒の原因となる細菌などが付着している可能性があるため、特に子どもや高齢者など抵抗力の弱い方は十分な加熱に注意してください。焼きすぎると肉がかたくなりやすいため、火を入れすぎないことと安全な加熱の両方を意識しましょう。

豊西牛におすすめの食べ方

赤身の味を楽しみやすい豊西牛は、シンプルな味付けがおすすめです。

塩+黒こしょう

まず試したい王道。肉そのものの味を感じやすい食べ方です。

わさび醤油

わさびのさわやかな辛味が赤身の旨味を引き立てます。

ポン酢

脂を控えめに感じたいときにも合わせやすい組み合わせ。トヨニシファームでは「ちょっと濃いめの黒ポン酢 トヨぽん」も展開しています。

帯広牛におすすめの食べ方

脂の甘みを楽しめる帯広牛には、少しコクのある味付けもよく合います。

ガーリック醤油

にんにくを軽く炒め、醤油を加えるだけ。ご飯が進む定番です。

オニオンソース

すりおろし玉ねぎの甘みと酸味が、牛肉の脂とよく合います。

シンプルな塩・こしょう

帯広牛そのものの赤身と脂のバランスを比べたいなら、まずは塩・こしょうがおすすめです。

サイコロステーキなら「ちょっといい牛肉」を普段の食卓へ

一枚の大きなステーキとなると、「今日は特別な日だから」と少し構えてしまうことがあります。その点、一口サイズにカットされたサイコロステーキなら、フライパンで手軽に調理でき、必要な分だけ使いやすいのが魅力です。例えば、平日の夕食なら、豊西牛を塩・こしょうで焼いて、ご飯と野菜を添える。週末なら、帯広牛をガーリック醤油で仕上げて、ワインやビールと楽しむ。BBQなら、豊西牛と帯広牛を両方焼いて、家族や友人と食べ比べる。そんな楽しみ方もできます。サイコロステーキだからこそ、肩ひじを張らずに北海道産牛を楽しめるのです。

よくある質問

Q. トヨニシファームのサイコロステーキは成型肉ですか?

いいえ。公式商品ページでは、豊西牛・帯広牛のサイコロステーキともに「成型肉ではない」と説明されています。サーロインやヒレ、厚切りリブロースなどをステーキ用に整える際に生じる部分を活用し、一口サイズにカットした商品です。

Q. 豊西牛と帯広牛、どちらがおすすめですか?

赤身の旨味を楽しみたいなら「豊西牛」、赤身と脂のバランスやジューシーさを楽しみたいなら「帯広牛」がおすすめです。迷った場合は、両方を食べ比べてみると違いが分かりやすいでしょう。

Q. サイコロステーキはどんな料理に使えますか?

そのまま焼くだけでなく、ガーリックステーキ、ステーキ丼、野菜炒め、カレーのトッピング、BBQなどにも使えます。一口サイズなので、包丁を使う手間が少ないのもメリットです。

まとめ:成型肉ではない北海道のサイコロステーキを食卓に

北海道・十勝のトヨニシファームが手がけるサイコロステーキは、成型肉ではなく、牛肉を一口サイズにカットした商品です。赤身の旨味を楽しむなら「豊西牛」。赤身と脂のバランスを楽しむなら「帯広牛」。どちらも、大きなステーキほど構えずに調理でき、それでいて牛肉らしい味わいを楽しめるのが魅力です。「今日の夕食を少しだけ贅沢にしたい」「北海道のおいしい牛肉を気軽に楽しみたい」。そんな日に、トヨニシファームのサイコロステーキを選んでみてはいかがでしょうか。

豊西牛と帯広牛のセットを食べ比べれば、同じサイコロステーキでも、赤身や脂の入り方によって味わいが大きく変わることを楽しめます。お気に入りのひと皿を、ぜひ見つけてみてください。

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