北海道ジンギスカンお取り寄せ:味付ジンギスカングランプリ受賞の2商品を食べ比べ
北海道を代表するご当地グルメのひとつ「ジンギスカン」。なかでも、ラムやマトンをあらかじめ特製ダレに漬け込んだ「味付ジンギスカン」は、肉を焼くだけで手軽に楽しめることから、北海道の家庭やバーベキューでも長く親しまれてきました。ひと口に味付ジンギスカンといっても、使う部位や肉の厚さ、タレの甘さ、香辛料の使い方などは精肉店によってさまざまです。
そんな北海道の味付ジンギスカン選びで、ひとつの参考になるのが「味付ジンギスカングランプリ」。今回は、産地直送通販サイト「食べレア北海道」で購入できる商品の中から、同グランプリで受賞した2品をご紹介します。
2024年グランプリ:新得町・上田精肉店「ラム肩ロースジンギスカン」
2025年準グランプリ:北見市・尾谷商店「特選 尾谷のらむじん」
どちらもラム肩ロースを使用していますが、肉の厚さやタレの方向性にはそれぞれ個性があります。北海道のジンギスカンをお取り寄せしたい方は、ぜひ好みの味を見つける参考にしてください。
北海道のジンギスカンは「肉選び」と「タレ」に精肉店の個性が表れる
「北海道のジンギスカン」と聞くと、北海道で育てられた羊の肉を想像する方もいるかもしれません。しかし、日本で流通している羊肉の大部分は輸入品です。農林水産省の資料によると、令和6年度の羊肉の国内生産量は93トン、輸入量は20,537トン。国内供給量に占める国産の割合は0.5%で、輸入羊肉の主な供給国はオーストラリアとニュージーランドです。北海道のジンギスカン文化を支えてきたのは、こうした羊肉を精肉店が選び、部位や厚さを見極め、それぞれの店独自のタレで仕上げる技術でもあります。

同じラム肉でも、「どの部位を使うのか」「どのくらいの厚さに切るのか」「どんなタレに漬け込むのか」によって、食感や味わいは大きく変わります。だからこそ、北海道の味付ジンギスカンは「お店ごとの食べ比べ」も楽しみ方のひとつです。
「味付ジンギスカングランプリ」とは?
味付ジンギスカングランプリは、Meat & Livestock Australia(MLA/オージー・ラム)が主催する、味付ジンギスカンの魅力を発信するコンテストです。市販品部門ではオーストラリア産ラムまたはマトンを使用した商品を対象に審査が行われ、専門家による審査や一般消費者による実食投票などを通じて、グランプリ・準グランプリが決定されます。今回ご紹介するのは、その受賞商品の中でも食べレア北海道から実際にお取り寄せできる2商品です。同じ「ラム肩ロース」を使いながら、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。
【2024年グランプリ】新得町・上田精肉店「ラム肩ロースジンギスカン」
2024年の味付ジンギスカングランプリ一般部門でグランプリに選ばれたのが、新得町・上田精肉店の「ラム肩ロースジンギスカン」です。上田精肉店は1963年創業。十勝地方西部の新得町で長年食肉を扱い、ジンギスカンだけでなくエゾシカ肉などのジビエ商品でも知られる精肉店です。

やわらかなラム肩ロースを使用
この商品の大きな特徴が、オーストラリア産ラムの「肩ロース」を使用していること。肩ロースは赤身と脂のバランスがよく、ラムの中でもやわらかな食感を楽しみやすい部位です。上田精肉店では肩ロースを食べ応えのある厚さに仕上げ、肉そのものの旨みを感じられるジンギスカンにしています。噛むとラムの旨みと脂のコクが広がりながらも、比較的やわらかな食感。「ジンギスカンは肉そのもののおいしさも楽しみたい」という方に向いています。
50年以上続く醤油ベースのタレ
もうひとつの特徴が、長年受け継がれてきた醤油ベースのタレ。りんごや玉ねぎ、にんにく、ごま油などを合わせ、ラムの旨みを生かしながらご飯にも合わせやすい味わいに仕上げています。肉を焼いたときに出る脂とタレが混ざり合うと、周囲の野菜も立派なごちそうに。玉ねぎやもやし、キャベツなどを一緒に焼けば、肉だけでなく野菜までたっぷり楽しめます。

こんな人におすすめ
上田精肉店のラム肩ロースジンギスカンは「王道の醤油ダレが好き」「やわらかなラムを食べたい」「肉と脂のバランスを楽しみたい」「初めてお取り寄せジンギスカンを購入する」という方におすすめです。「まずは北海道らしい味付ジンギスカンを食べてみたい」という方にも選びやすい一品です。
【2025年準グランプリ】北見市・尾谷商店「特選 尾谷のらむじん」
2025年の味付ジンギスカングランプリ市販品部門で準グランプリに選ばれたのが、北見市端野町・尾谷商店の「特選 尾谷のらむじん」です。尾谷商店は1913年(大正2年)創業。100年以上にわたって北見地域で食肉を扱ってきた老舗で、1975年からジンギスカンの販売を始めています。長年親しまれてきた「のんたジンギスカン」など、地域に根付いた味を届けてきた精肉店です。

厚切りのラム肩ロースで食べ応え十分
「特選 尾谷のらむじん」に使用されているのも、オーストラリア産ラムの肩ロース。ただし、上田精肉店とはまた違った楽しみがあります。尾谷商店では肩ロースを厚めにカット。ラムの赤身と脂の両方をしっかり感じられる、食べ応えのある仕上がりになっています。肉を噛んだときに感じるジューシーさや満足感を重視したい方には、特に注目してほしい一品です。
約20種類の素材を組み合わせた奥行きのあるタレ
尾谷商店のもうひとつの特徴が、さまざまな素材を組み合わせたタレです。りんご、オレンジ、玉ねぎ、にんじん、にんにく、生姜、はちみつ、味噌、みりん、豆板醤、カレー粉など、甘み・コク・香りにつながる素材を使用。厚切りのラムに負けない、しっかりとした味わいに仕上げられています。単純に「甘辛い醤油味」というだけではなく、食べ進めるにつれてさまざまな風味が感じられるのも魅力です。野菜をたっぷり加えて焼くことで、濃厚なタレがほどよくなじみ、肉と野菜の両方を楽しめます。

こんな人におすすめ
尾谷商店の「特選 尾谷のらむじん」は「厚切り肉が好き」「肉の食べ応えを重視したい」「コクのある濃いめのタレが好き」「いつものジンギスカンとは少し違う味を試したい」という方におすすめです。ご飯のおかずはもちろん、ビールなどのお酒と一緒に楽しみたい方にも合わせやすいジンギスカンです。
上田精肉店と尾谷商店、どちらがおすすめ?
どちらもラム肩ロースを使った味付ジンギスカンですが、味わいの方向性は異なります。
王道の味とやわらかさを楽しむなら「上田精肉店」

上田精肉店は、やわらかなラム肩ロースと醤油ベースのタレのバランスが魅力。クセの強すぎない王道の味付ジンギスカンを求める方や、初めて北海道のジンギスカンを取り寄せる方にもおすすめです。
厚切り肉と濃厚なタレを楽しむなら「尾谷商店」
一方、尾谷商店は厚切りラム肩ロースと、多彩な素材を使ったタレが特徴。肉の存在感や食べ応えを重視したい方、濃厚な味付けが好きな方はこちらがおすすめです。

迷った場合は、2商品を取り寄せて食べ比べてみるのも楽しみ方のひとつ。同じ「北海道のラム肩ロースジンギスカン」でも、精肉店による味の違いがよく分かります。
冷凍ジンギスカンを家庭でおいしく焼く3つのポイント
せっかく受賞ジンギスカンをお取り寄せするなら、家庭でもおいしく焼きたいもの。専用のジンギスカン鍋がなくても、ホットプレートやフライパンで十分楽しめます。
1.冷蔵庫でゆっくり解凍する
冷凍の商品は、商品に記載された方法に従って解凍するのが基本です。一般的には、食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておくと、ゆっくり解凍できます。室温に長時間置いて解凍する方法は、食品衛生の観点から避けましょう。
2.野菜をたっぷり一緒に焼く
味付ジンギスカンのおいしさは、お肉だけではありません。玉ねぎ、もやし、キャベツ、ピーマン、にんじん、きのこなどを一緒に焼くと、肉から出た脂とタレが野菜に絡みます。特にタレがしっかりした商品は、野菜を多めに用意するとバランスよく食べられます。北海道では、最後にうどんを入れ、肉や野菜の旨みが溶け込んだタレを絡めて楽しむのも定番です。

3.焦げに注意しながら中心までしっかり加熱
味付ジンギスカンのタレには、醤油や糖分、果物などが含まれる商品も多くあります。そのため、強火で焼き続けると肉より先にタレが焦げてしまうことがあります。プレートやフライパンを温めたら、肉の状態を見ながら火加減を調整しましょう。また、タレに漬け込まれた肉は、焼き色だけで判断せず、中心まで十分に加熱してから食べることが大切です。
北海道の受賞ジンギスカンを自宅で食べ比べよう
北海道には、それぞれの地域や精肉店が長年育ててきたジンギスカンの味があります。今回ご紹介したのは、2024年グランプリ上田精肉店「ラム肩ロースジンギスカン」、そして、2025年準グランプリ尾谷商店「特選 尾谷のらむじん」の2商品。どちらもラム肩ロースを使っていますが、肉の厚さ、タレの素材、味わいの方向性には、それぞれの精肉店らしい違いがあります。王道の醤油ダレとやわらかなラムを楽しみたいなら上田精肉店。厚切りラムと奥行きのある濃厚なタレを楽しみたいなら尾谷商店。
「味付ジンギスカングランプリ受賞」という実績だけで選ぶのではなく、ぜひそれぞれの肉とタレの違いにも注目してみてください。北海道まで足を運ばなくても、受賞ジンギスカンを自宅の食卓で楽しめるのがお取り寄せの魅力。家族で囲む夕食や週末のごちそう、北海道グルメ好きの方への贈り物にも、北海道の味付ジンギスカンを楽しんでみてはいかがでしょうか。








